あらすじ
玉川上水で男性の扼殺体が発見された。捜査陣に名乗りを上げた老刑事・滝口と相棒に選ばれた巡査部長の片桐。滝口はこの殺人事件に三十年以上前に起きた“三億円事件”との接点を見いだす。その頃、殺された男と三億円事件当時仲間だった連中がにわかに再会を果たしていた。昭和最大のミステリーに、緊密な文体と重層的なプロットで迫る!『19歳 一家四人惨殺犯の告白』で読者を震撼させた著者がものした、犯罪小説の白眉。
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Posted by ブクログ
ずっと読みたかったけど、字数に萎えてました。
フィクションとはいえ、面白かった。
塩野さんの罪の声もそうですが、昭和最大のミステリーに迫った作品読み応えありで好きです。
しかし警察というのは身内を守る組織なんかなあ。
Posted by ブクログ
ラーメン店の店主が殺害された事件から、20世紀最大のミステリーといわれる3億円事件を中心に刑事やホームレス等、3億円事件の関係者が絡んで話が進んで行きます。
読後の感想としては、ちょっと登場人物が多すぎで場面の切り替わりが多すぎかなあ、と思いましたが、全体としては面白かったです。
登場人物の多さ故でしょうが、登場人物の誰にも感情移入できず、今ひとつ、話に入り込めなかったのが残念。