【感想・ネタバレ】結婚願望のレビュー

あらすじ

せっぱ詰まってはいない。今すぐ誰かと結婚したいとは思わない。でもどこかで思っている、「いつかはやっぱり結婚したい」と。結婚は、能力ではなくて人格が選ばれることだ。結婚をしたいほど好かれているなんて、嬉しくないわけがない。不確実だとわかっていても、人は人を好きになると「結婚したい」と願うものだ――。『恋愛中毒』の著者が、心の奥底に巣くう「結婚願望」と「結婚の現実」をまっすぐに見つめた、ビタースウィートなエッセイ集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

山本文緒さんの小説が好きで、どんなエッセイを書くのか興味があったこと、私自身があまり結婚願望がなかったので、周りの結婚願望がある友だちの気持ちを知りたいと思って読んでみた。
読みやすく、なるほどなと考えさせられる内容だった。
特に印象に残ったのは、「みんな結婚してるから結婚したくなる」という話や、人には恋愛体質の人とそうでない人がいて、恋愛体質の人は結婚しても安定した幸せに飽きてしまい、また恋愛に走ってしまうので、恋愛体質でない人の方が意外と結婚が長く続く、という話。

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2020年09月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

山本文緒さんのエッセイを結婚について考えるために初めて読んだ。物語ではないのでこれを読んでどうとかはなかったけど、いくつかココロに刺さった言葉があった。
「守れない約束であることは十分承知している。でも、うそでいいから「一生離れない」前提の的で誰かとつながっていたかったのだ」めっちゃわかる。私も、恋愛市場からもう出たい。誰かと結婚するかもとかたらればで色んな決断をズルズルするのがしんどい。独身の覚悟もないのに婚活もできてないアラサーだけど、一生腐れ縁でもいいから離れない関係が欲しいからこそ結婚したいんだよなぁ…と思った。「家庭というのは夫婦二人でつくる会社みたいなものである。同じ目的や営利を求めて二人で築きあげてくものだ。親夫婦というのは独立まで世話してくれた会社である恩やら義理を感じるのが普通だろう」ここすごいよね。親夫婦に対して、独立まで世話してくれた会社ってすごい言い得て妙。「私たちは自由より束縛を求めているのでは」というのはほんとにそうだと思った。自由すぎるというのは何から何まで自分で最適解を探して決めなくちゃいけない。制約があれば選択肢が限られるから楽になれるもん。「他人が結婚してくれる…(中略)…能力が選ばれたのではなく人格が選ばれたということだ。人格がはっきりと肯定される瞬間というのは、意外と少ないものだと私は思う。うまくいってる結婚は孤独を一次的であれ忘れさせてくれるものなのかもしれない。」人格が選ばれるって確かにと思った。結婚ってお付き合いより一歩ハードルが高い分、ただ異性として魅力的なことだけじゃ繋がらなくて、中身も外見も全て含めてこの人と生きようとお互いが決めることだと思うので、容姿◯な上で、人格がこの人なら結婚をと決断させるものであったと肯定される行為なのかもと納得した。人格の肯定って難しいもんね。友達でもこの人大好きだけど結婚したいくらい好きと、結婚は無理やけど好きがいるし、人格を肯定してもらうってなかなかない。結婚したいくらい好きは女友達にも積極的にこれから伝えていこうかな

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2026年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ハードカバーの第1版は2003年だけあり、2024年の現在は、当時よりもおひとり様が増え、都会は女性ひとりでももう少し生きやすくなったと思います。 
とはいえ、地方在住の女性へのプレッシャーは重く、また女性はまだまだ非正規雇用も多く、けっしてのほほんとおひとり様ライフを満喫している方々ばかりではない。
今の私自身は既婚者子持ちのいわゆるオバサンになりましたが、ものすごく結婚願望に囚われました。
いまなお囚われてもいるので、子どもに結婚を押し付けて、プレッシャーにならないようにしたいです。

何人かお付き合いしたうちの一人とゴールイン!と10代に思い描く理想とは程遠い。
20代後半から30代前半にかけてあせり、婚活して傷ついて、婚活本やニュースを読み漁り、迷走しながら、たまたまご縁をいただきました。
独身は寂しい、友人や親戚の結婚式が羨ましくて3万払ってその場にいるのが耐え難い。
心が狭いと言われればその通りですが、自身にかけた呪いのような結婚願望にがんじからめになっていました。
著者や酒井順子さんはじめとする独身を謳歌している女性たちは、結婚生活には向かないかもしれないけれど、恋愛や仕事、趣味を愉しむゆとりがあり、おひとり様で生きる強さを感じます。
それはとても自律と自立ができた生き方であり、憧れもあります。
でも自身にはその強さはもてないだろうな…と思いました。
夫に不満や怒りを持っときも多々ありますが、
でも結婚してくれたこと、
それが私にとって1番欲しいものだったので、そのことにはいつも感謝しています。
私がなりたかったものは、欲しかったステータスは、
子持ちのオバサンだったんだ、
と素直に今は思えます。
両親含めて、周りが当たり前のように結婚しているのに、なぜ私はできないのか。
「普通」になれないのか。
就職も同様ですが、少数派で生きるのは、とても大変、という思いを改めて感じました。

結婚したいな、と思える人が、たとえひとときであれ、結婚できるようになることを願ってやみません。
同時に、我が子には、結婚に強烈に囚われて呪いをかけられることなく生きていける社会が熟成していくと良いです。

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2024年09月02日

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