あらすじ
解析力学のココロがよくわかる。数式だらけでよくわからない解析力学も、意味がわかれば面白いほどよくわかる。初学者に向けた興味津々おもしろ読本。物理の本質は解析力学にあり!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
量子力学に出てくる解析力学を知りたくて読んだ。
イメージの説明と数式が混じっているので、計算しながら追えば理解できそうな感じ。
解析力学のコツは、ラグランジアンやハミルトニアンの変数を簡略化せずにくどくても正確に書くこと、速度や運動量が合成関数なのか独立変数なのか区別して計算すること。
qやqドットだけでラグランジアンを書いても理解できないことが分かってよかった。
ラグランジアンやハミルトニアンに関する数式をqやqドットではなく、x y z 速度vで煩雑になるが具体的に書いて計算結果を見せてくれるのがありがたい。
解析力学は本来は最低3個の偏微分方程式から成り立つものだから、元々煩雑なものなのだと腹落ちする。
ただし、ポアソン括弧とハミルトンヤコビ方程式は説明不足なので、なるほど解析力学等で補強する必要がある。