【感想・ネタバレ】音速の鷲のレビュー

あらすじ

ウイングマーク取得後、宮崎県新田原基地でF-15の飛行訓練を始めた陸。これまでの機種とは桁違いのスピードとパワーに圧倒されながらも、陸は抜群の操縦センスを発揮する。しかし、なかにはそんな彼を面白く思わない者もいた。飛行教導隊のエース・浜名は「空は死に場所だ」と言い切り、陸の考えを真っ向から否定する。憧れが現実に変わるとき、青年は何を思うか。大人気「天神」シリーズ!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

戦闘機常務の訓練を開始した陸。空を飛ぶことが楽しい!だけじゃいられない、航空自衛隊の現実にぶち当たりましたね。そんなときに力になってくれる速は前作より格段にいい!陸父も本格登場してこちらも素敵。速の上司でもあるし、これから頻繁に登場するんですね。他のかたも書いてますが舞子完全ストーカーだし、こんな情報漏えい許されるの?陸も優柔不断すぎ!

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2019年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったけど、不完全燃焼。というのが率直な感想でしょうか。

前巻を読んだのは1年以上前だったので、最初は名前と人格が一致しませんでしたが、しばらく読み進めるうちに主要人物の個性についてはすぐに思い出せました。リアリティなどより、こうした分かりやすさを優先している点は好印象。

特に、速のいろんなシチュエーションにおけるリアクションが面白く。結婚式に臨むカノジョを想う場面。式に招待する友人を選ぶ場面。そうした、仕事を離れた人間性が問われる場面においての速の言動は、前作で語り尽くされなかった高岡速という人物をより明確にしてくれたと思います。

その上で、新たな登場人物——主に浜名と舞子だけですが——との絡みが、一定以上の結末を得られなかった点で、不完全燃焼感がありました。

浜名とはドッグファイトでの決着が不完全燃焼。舞子とは男女関係において?そうした関係性においても中途半端感があって、とっとと先の展開を読ませてほしいと思う今現在。そこは第3巻にお願いする感じですかね。

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2014年10月30日

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