【感想・ネタバレ】八百万の死にざまのレビュー

あらすじ

足を洗った直後に惨殺されたコールガールのキム。アル中探偵スカダーはヒモのチャンスが殺したと確信したが、彼には確固たるアリバイがあった……感傷と虚無の街ニューヨークを舞台に、スカダーの執念の捜査を描く哀感漂うハードボイルド。アメリカ私立探偵作家クラブ賞受賞作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

東西ミステリー100の21位にランキングされている本書は、さすがと思わせる出来栄えです。
ミステリーよりもハードボイルド小説であるのは間違いなく、さらに言えばプロットよりも登場人物たちの生き様や会話の方に本書の魅力が凝縮しています。
特に、ダーキン刑事と依頼人のチャンス、情報屋のダニーの人物造形は素晴らしく、交わされる会話の内容も妙にリアリティがあります。
後半100頁の疾走感、最後の1行でこの小説を不朽の名作たらしめたのは間違いありません。

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2019年09月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こちらの本格的ハードボイルドも驚いた。
主人公がアル中の治療を始めていた。

このままどこまで落ちて行ってしまうのかと心配していたので良かったし、
主人公の弱さが現実味を出していてして良かったが。

この先、どうなるのだろう。

0
2015年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリーっていうよりハードボイルド。
わたしにはちょっと・・・。
真犯人はだれ?という読み方をする本ではなく、主人公、登場人物のそれぞれの生き様を感じながら読まねばならないストーリーだということに、遅ればせながら気付きました。
ニューヨークの怖さが分かる本といったらこれ!って感じですか。

0
2012年03月17日

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