あらすじ
理学部の排水から検出された覚醒剤。大学内で撮影された爆破動画。そして研究室で体調を崩す学生、その意外な原因を、Mr.キュリーこと沖野と彼のライバル・氷上が探る、大人気シリーズ第八弾。
人気声優興津和幸さん&白井悠介さんの朗読で大好評のスピンオフ「池のほとりに立つ彼女」も収録!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
沖野先生と七瀬ちゃん進展しないねー!!氷上さんは相変わらず激しい。沖野先生が満更でもないのか嫌々なのか判別が難しくなってきたけど、多分半々くらいなのかな。覚醒剤の痕跡に品種改良中の果物の盗難、爆発事件になかなか会えない恋人達の悩み...庶務課ってやること多いなー
Posted by ブクログ
さくさく読める。以前の長編にはやはり難しさを感じたけども、短編ならばちょうどよい。原点回帰をしたのかもしれない。
ただ、ドラマ性は各話でばらつきがあるかなぁ。それはもしかしたら登場人物の描き方や過去の登場の仕方といったところとの関連かもしれない。短編では、新規の登場人物のキャラが固まる前に話が終わっちゃうこともあるわけで、そうなるとまぁ、印象が薄くなっちゃうのかもしれない。
Posted by ブクログ
シリーズ第8弾。
大学化学科准教授と大学庶務課事務員コンビがまたもやメインで謎解きをする短編集。
前作品には庶務課事務員の登場がほとんどなかったが本作で元々の作風に戻ったわけですが、なんでしょうか・・・
少々庶務課事務員と准教授とのやり取りはもういいかなと感じるのです・・・。
といいつつも次回作を待望する。
Posted by ブクログ
久し振りの短編集な作りでほっとしました。
いつもの日常みたいな感じで。
第一話は結構盲点だよなと実体験を思い出しました。
市販されているものに問題はないと思うことこそ盲点と言うか。
(そのせいで検証実験を一ヶ月延々させられた苦い思い出)
思い込みを、常識を疑え。
化学では必要な視点かと。
これは第三話にも言えますが。
今回は学生よりも小さい子供たちの話が多かったように思います。
特に第二話は心が痛かった……実際にあの後どうなったのかまでは明記されていませんが、いい方向に行って欲しいと願います。
それにしても、ますます沖野先生の舞衣さんに対する抵抗が弱くなってきている気が。
諦めが早くなったと言うか。
その割に彼女の言動でテンション変わることもあるので、段々先生が不憫に見えてくる罠。
舞衣さん、鈍いからなあ。
もう少し男心を分かった方がいいのではと、お節介にも思ってしまいました。
ボイスドラマの話も収められているので、何とも贅沢な一冊でした。
またボイスドラマの新作も聴きたいですね。