あらすじ
超自意識過剰人にして大胆不敵な小心者のハラダ君が緊張のあまりドツボにはまっていく悲惨な話の数々。初めてのデートで、高級ホテルで、床屋から始まって、歯科、眼科、人間ドックをめぐる世にも涼しい医者体験。何でもないフツーの日々をちょっと痛くて、怖くて、笑える非日常へ誘うエッセイ集。
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Posted by ブクログ
高校時代の友人のオススメ。
集英社ナツイチの文庫目録を見ていて、いくつか見繕ったうちのひとつ。
初めて、原田宗典さんの本を読んでみた。
「~である」口調と砕けた口調がうまくミックス。
自分でツッコミも入ったりして、冷静な視点も忘れない。
毎日、劇的ではなくても、非日常的ではなくても、自分なりの視点を持つことによってこんなに世界は面白いものになる。
ショックな出来事、嬉しい出来事、アラララな出来事、周りをぐるっと見てみると、たくさんの事柄が散らばっている。
お医者さんがらみのイターイ話は想像すると、ヒィィと怖くなる。
病院がもともと苦手な私はさらに「なるべく病院のお世話にはならぬよう気をつけよう!」と志を新たに致しました。
そして、それでも怪我をしてしまいそうになったならば、お腹を庇うべし!