【感想・ネタバレ】泣かない女 短篇セレクション ミステリー篇のレビュー

あらすじ

著者の自選短篇セレクションシリーズのミステリー篇。表題作「泣かない女」、推理作家協会賞受賞作「妻の女友達」をはじめ、「悪者は誰?」「鍵老人」の4篇を収録。男の歪んだ欲望と、女の捻れた欲望がぶつかりあう。普通の人々の生活がふとしたことから崩れていき、その隙間に忍び寄る狂気。心の奥底を覗き込むようなミステリーの醍醐味を味わえる傑作の連続。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「鍵老人」の話が一番好き。傷付いた若い女性のために奮闘する老人に、なんとも言えない哀愁を感じた。そして、頼りたくない相手に頼らざるを得ない状況、その後の底知れぬ後悔。まさに恐怖である。

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2013年08月07日

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