あらすじ
「朝起きて、自分のやりたいことをやれる人。それが成功者だ」(ボブ・ディラン) やりたいことを、好きな仲間と、おもしろく。自由で、充実していて、ちゃんと稼ぐ。日本一面白い不動産屋「東京R不動産」が実践する、会社員とフリーランスの「いいとこ取り」の働き方。
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Posted by ブクログ
・好きなことを追求しながら、それがきちんとビジネスとして利益を生み出しているのがすばらしくうらやましい。一般的な会社という概念を突き抜けているフリーエージェントという働き方。今はやりの「ノマド」でもないし、会社員でもない。ビジョンに共有する仲間が自己責任のもとある組織(会社)に、いわばアメーバー的にくっついている(だから時には離れることもある)という働き方。兼業推奨、おもしろさ重視、フラットな組織づくりなど未来形の働き方が詰まっており、読む人をどきどきさせる。
・理想としている働き方
①やりたい仕事をすること
②ちゃんとお金を稼ぐこと
③社会を豊かにすること
④楽しい仲間と働くこと
・普通の会社のモチベーションは「能力」と「成果」を「名誉(出世)」と「お金(給与)」に結びつけている。ぼくらは「おもしろさ」と「納得感(自由とフェアネスがあること)」を重要視する。
・理念が社会に貢献することなのに、目標が「売上」「利益」になるのは不思議に感じる。
・世の中の仕事には「論理的な仕事」と「論理的じゃない仕事」がある。人間はそんなに合理的ではない。ただし、決して論理的な思考を否定してるわけではない。きちんとビジネスとして成り立つためには論理的な思考は時に重要となる。右脳だけでは成り立たない。
・ぼくらは規模ではなく、影響力で成長したいと考えている。
・結局のところ、仕事というのは個人とアイデアが活躍することが本質であって、会社という箱が膨らむことは目的の中心にあるものではない。
Posted by ブクログ
著者はとても頭の良い方だと思う。
とても正直で、素直で、シンプルだ。すんなりと言葉が入ってきてすぐに読み切った。
人はアンバランスなもの。バランスをうまく保ちながら、仕事をする。こうゆうことも実現したい、その反対にも思えるこんなことも実現したい、そんなアンバランスさ。そこがとても本質をついていて、シンプルで、人として自然な形なのでは、と感じた。
それもこれも“ビジョン”があってこそ。
信念を実現するために、必死でやるし、楽しんでやる。
ものすごい自然だし、そうゆう生き方を私もしたい。
感動した反面、実際の自分には何も“ビジョン”がないと、痛感させられてしまった。“ビジョン”がないから、憂鬱で、意欲的でない日々となっている虚しさ…
自分の価値観で社会を豊かにできる何かを、はやく見つけたい。
そのためには楽しみながら、努力しなければ!