【感想・ネタバレ】メビウス・レターのレビュー

あらすじ

男子高校生が謎の焼身自殺を遂げた。数年後、作家・阿坂龍一郎宛てに事件の真相を追跡した手紙が、次々と送りつけられる。なぜ阿坂のもとに? そして差出人の正体は? 阿坂は人妻のストーカーに付け狙われ、担当編集者は何者かに殺害された。すべてがひっくり返る驚愕の結末とは!? 傑作長編ミステリー。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

入り組み絡み合った真相。
登場人物が少なくて、結末は終盤に予想が出来てしまったのが残念。
半分くらい読んだところで、物語の鍵となる部分も予想できてしまう。。。

ただ、終盤で一度夢オチならぬ、書落ちを挟むのだけれど、その部分にはエンターテイメント性というか、読者を楽しませる工夫を感じました。

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2020年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

作家、阿坂龍一郎のもとへ、ある日、奇妙な留守番電話のメッセージとともに、一通の手紙が届いた。
一通だけに終わらずその後も届く手紙には数年前に焼身自殺を遂げた男子高校生の死の真相が語られていた。
なぜ今頃?なぜ阿坂のもとに?
過去に追い立てられるように落ち着かぬ日々を送る阿坂の周辺で殺人事件が起きて…

*****

声を変えての留守番電話、そして、差出人不明の手紙…出だしから不気味。
出てくる人物たちも何だか少し奇妙な部分があったりと、ハラハラしながら読み進める。
編集者やストーカー女性といった、物語の中でも“日常”に存在するひとたちがちらりと見せる“狂気”の部分。
怖かった。
主人公?阿坂が手紙になぜおびえるのか、そのあたりの謎も徐々に分かってくるのだけれど、途中何度か「えっ」となりながら。
最後に明かされる謎に「えぇっ」と驚く。

男子高校生の自殺の謎。

阿坂の抱える謎。

その他のひとたちの謎。

様々な謎が交錯する。

『冬狐堂シリーズ』にも登場する根岸&四阿(あずまや)コンビに会えるのは嬉しかった。

*****

北森さんが亡くなってから、私は作品を読み始めました。
現在になって、少しずつ読んでいる読者としては新作が今後出版されないことはとても寂しいです。

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2019年01月28日

Posted by ブクログ

これは、アレな叙述トリックだろうなと目星はついたものの、入れ子式にあれやこれやと目まぐるしく転向展開し、あっと驚く大団円?!過去からの手紙が紡ぐ犯罪のメビウスの輪。

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2018年08月25日

Posted by ブクログ

過去から届く謎の手紙。
主人公がなにがしかの罪を犯していることは、早々にほのめかされているけれど、実はこの手紙は本当に、実験的な青春小説でした、というオチが用意されているのではないかとか、勘ぐってしまった。

読み進めながら、犯人をいろいろ推理してははぐらかされるという、王道の推理小説。
しかし、後半、いきなり自分が立っている天地がぐるんとひっくり返る。
ぐるん、ぐるんが何度も。
そうか、これがメビウス小説なんだ!
面白かったです。

ただ、若桜妙子は気味が悪かったなあ…
こんな感じの人、いろんなイベントで見かけますよね、ここまで狂気でないにしても。
有名人は大変です。
しかし、この作品の登場人物は、狂気に取りつかれた人が多い。

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2015年08月16日

Posted by ブクログ

ちょっと昔っぽいし、トリッキーすぎて好みではないかも。でも、途中から俄然面白くなって、ついつい引っ張られて読んじゃいましたね~w

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2013年02月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ある作家のもとに届いた不思議な手紙、それは高校を舞台にしたある過去の事件をめぐる告白だった…。登場人物たちが、どのように過去の事件にかかわっているのかわからないまま、過去と現在が錯綜し、新たな事件が起き、物語は混迷を増していきます。わかりづらくはあるのですが、逆にその複雑さがタイトル通りメビウスの輪に入り込んだような感覚にさせてくれます。
北森さんは山口県出身の作家さんということで読み始めましたが、独自の世界観があってお気に入りです。

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2012年05月15日

Posted by ブクログ

長編ミステリ
なかなか面白かったと思ったを覚えています^^

解説が愛川晶さんで 個人的にこういう解説なら解説というものも好きですね (^^)
良解説だと思います

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2012年04月29日

Posted by ブクログ

捨てたはずの過去から届く手紙が主人公をじわじわ追い詰める。
それに加え編集者が殺され、人妻のストーカーが周辺を徘徊し・・・
やっぱりこの方の書く物語は面白いです。
つくづく惜しい人を亡くしました。。。

本作の文体を模写をして、読後感想。
ねぇ、キミ、どうしてそんなに足早に居なくなってしまったんだい?
こんなにもすばらしく悲しい物語を紡ぎだして読者を魅了しておいてサ。
阿坂が酒に溺れる姿がどうしてもキミに重なってしまって切なかったよ。
飲まずにはいられないくらい何に追い詰められていたんだい?
そこまで追い詰めてしまったのが僕らなのだとしたら、僕たちは罪びとだ。
ごめんよ、キミ。
そしてありがとう。
これからもずっと。

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2010年06月12日

Posted by ブクログ

北森鴻のかなり初期の作品。
「冬狐堂」シリーズや「香菜里屋」シリーズとは、全く違う本格ミステリー。
過去から送られてくる手紙を元に、主人公が高校時代に経験したクラスメイトの死の真相にせまっていく過程が、かなり巧妙に描かれている。
主人公を除く登場人物のテンションが異様に高く、最初は違和感たっぷりだったが、先の展開が読めないことの方に気を取られ、最後までワクワクしながら楽しめる、なかなか貴重な作品。
私も知人に勧められて読んだが、確かにオススメ!

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

ぐるんぐるんに騙される。やたら売れてるので読んでみた。普段飛ばし読みをしてる身には、ちょっとツライ。そこが心地よかったりもする。『飛ばし』が出来ない。『飛ばし』たら物語を見失いかねない…。久しぶりにミステリーに浸った。

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2011年09月04日

Posted by ブクログ

久しぶりに本屋で衝動買いした1冊。
初めて読む作家さんです。

「あまりにもトリッキー過ぎて、出版の話が一度ボツになった」
という解説のとおり、犯人像が2転3転してくれます。
きっとこうに違いない!
な〜んて推理しながら読んでいたら、見事にハメられました(笑)。
最初と最後の動機が弱い気もするけど、それなりに楽しませて
もらえたので、他の作品も読んでみたいな、と思います。

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2010年09月26日

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