【感想・ネタバレ】エウデモス倫理学(上)のレビュー

あらすじ

アリストテレスの真作であることが確立され、近年、その評価、価値が高まっている『エウデモス倫理学』は、『ニコマコス倫理学』と並ぶアリストテレス倫理学の主著である。幸福について、また幸福のための徳について考察が進められ、その幸福を実現するうえで重要な「善美」の徳という「完全な徳」をどう身につけるかが議論される。『ニコマコス倫理学』とも重なる共通の部分とその相違、独自性について詳細な解説を付ける。

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Posted by ブクログ

 2300年前の人に教えを乞うことができる喜び。
万学の祖のアリストテレスは万人の師でもありました。まさにアリ師トテレス。

 幸せな人生とするために何を大切にし、どう生きれば良いかを教えてくれます。
 プラトン(ソクラテス)の対話編とはことなる緻密な論理構成は、近代哲学の素地となっています。

 シンプルで現実的。神に祈るのではなく自身の行動で人生を切り拓いて行く。これぞ哲学。

 素直に感動しました。迷った時に立ち戻りたい基地をもらったような安心感を得ました。

 わたしの推しは、アリストテレス♡
 アリストみのりと名乗りたいほど♡

〔作品紹介〕
アリストテレスの真作であることが確立され、近年、その評価、価値が高まっている『エウデモス倫理学』は、『ニコマコス倫理学』と並ぶアリストテレス倫理学の主著である。幸福について、また幸福のための徳について考察が進められ、その幸福を実現するうえで重要な「善美の徳」という「完全な徳」をどう身につけるかが議論される。『ニコマコス倫理学』とも重なる共通の部分とその相違、独自性について詳細な解説を付ける。

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2026年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ニコマコス倫理学」の内容はすっかり忘れてしまったが、信頼している光文社古典新訳文庫の訳なのでとりあえず読んでおこうと手に取る。あいかわらず難解でよくわからない箇所がたくさんあり、〇〇は△△と✕✕である、△△はこれこれである…という風に定義と種類分けが延々続く感じ、懐かしかった。
上巻では幸福な生、最高の善とはどういうものか?→「完全な徳に基づく、完全な生の現実活動」である、と定義した上で、徳とは何かを分類し、議論していく。
ニコマコス倫理学と被っている部分だけど、「知的な徳」の分類と説明が面白かった。現代でも「頭がいい人」ってどんな人かというのが話題になったりするが、知的な徳にも種類があり、知性と思慮深さは対象とする物事や働きが全く違っているというのはなるほどと思う。分類大好きアリストテレスの本領発揮って感じだ。
下巻も集中してなんとか食らいついて読んでいきたい。頑張ろう。

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2026年04月04日

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