【感想・ネタバレ】肉骨茶のレビュー

あらすじ

160cm35kgの高校生・赤猪子は、シンガポール・マレーシアへの旅の途中で母親のもとを抜け出し、友人ゾーイーの海辺の別荘に身を寄せる。それは食べるたびにエネルギーとなり脂肪となって自分の中に蓄積していく、日々の食物から逃れるためだったのだが――。新潮新人賞を最年少受賞、芥川賞候補ともなった衝撃のデビュー作。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

いずれ俺は立派な骨になるでしょう。強く太い密な骨に。だが埋まったまま骨になれば弱く脆い骨が残るだけです。
(P.102)

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2019年08月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

二十歳にしては上手いな…と思って、ボーっと読んでいたら、後半でビックリ。拒食症ということで、ちょっと心配だったが、吐かないタイプだったので、比較的楽に読み進められて良かった。

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2013年07月28日

Posted by ブクログ

作者は92年生まれの京大医学生
拒食症の少女が母との海外旅行の途中で友人宅へ逃亡?するが、一昨日食べすぎた分を取り返そうと強迫的に…

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2013年07月04日

Posted by ブクログ

とくに難しい言葉遣いをしているわけではないけど、多少難読な漢字と、文意を掴みにくくするセンテンスの組合せ、さらには心象風景の奇抜で少し可笑しみある描写等があいまってスッと入ってこない。つまり咀嚼しにくい。それが主人公で拒食症の赤猪子とうまくマッチしていて不思議な臨場感を味わえる。けどスッと入ってこない。なんどか吐き出した。けど咀嚼する。あー面白かったぁ、とはならないけどずーっと余韻を味わうような小説。

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2013年06月20日

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