【感想・ネタバレ】拳の声が聞こえるかのレビュー

あらすじ

言葉は喉の奥でつっかえ、想いは胸の底で燻る。東京の片隅で、影のように生きる青年・五十嵐遼馬。その人生を変えたのは、ボクシングだった。寡黙な青年は拳を交わし、生きた会話の喜びに目覚めていく。やがて立ちはだかるのは、悪霊に憑かれた異国のチャンプ――これぞ王道の灼熱、青春小説の名手がブッ放す魂の拳闘小説!

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Posted by ブクログ

大満足の五つ星作品だった。
岩井圭也作品というと人間の優しさを基調にした作家と認識していたが、本作のように熱い心をぶつけてくる作風に驚いた。
特に試合のシーンの痛さを表す描写は素晴らしく、宛ら試合会場に隣接しているような臨場感に溢れていた。
愚直なまでにボクシングに取り組む五十嵐遼馬の生き方は、確かな歩みで力を付けていく過程でもあり、読者も彼の応援を否が応でもしてしまう。
本当に心を熱くする素晴らしいスポーツ小説だった。
でも、いい人の廣瀬は負かせないでほしかった。

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2026年03月26日

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