【感想・ネタバレ】連れ猫のレビュー

あらすじ

ソリチュード(いい孤独)とロンリネス(悪い孤独)。貰われる先々で二匹は、寂しさで破裂しそうなヒトという生き物を見つめる。恋人に暴力をふるうDV男、好きでもない男と契約結婚する女……。孤独の深淵に落ちないために自分を偽って生きる人もいれば、ひとりですっくと立って生きられる人もいる――二つの「孤独」から生きる真理を問いかける、長編小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

良い孤独と、悪い孤独。

そういう意味の名前をつけられた二匹の猫。
アメショのオスのソリチュードと、三毛猫のメスのロンリネス。

もともとは、横暴で自己中心的な有也に飼われていた二匹だったが
彼の恋人の亜沙美にひょんなことからロンリネスだけが引き取られた。

ロンリネスは、亜沙美の結婚のために、彼女の母がいる北海道に引き取られ
その母の死後は、ペンションを経営する夫婦のもとへ。

有也の家を出て、野良猫として生活をはじめたソリチュードは、弱っていたところを猫カフェの店長に保護された。

それぞれの人達が抱えていた孤独とわだかまり。
たくさんの孤独を見てきた二匹は、離れていても互いと通信する術を知っており、長い年月をかけて再会するまでの道のり。

猫同士が会話しとるよ。
あんまりこういう設定ってないから、ほほうって感じ。

人間の都合であっちこっちに連れ回される動物はつらいよねー。

有也があんなDV虐待キャラなのはちょっとよくわかんないけど
人間が孤独に飢えていようがなんだろうが、猫っていうのはもっと気楽に生きているんだろうなー。

猫ってかわいいよねー)^o^(

0
2013年11月26日

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