あらすじ
「やってもやっても仕事が終わらない」「思い通りにいかないとすぐにテンパる」…それはあなたの中にある「完全主義」が原因。しかし、完全を求めてがんばってしまうのは、あなたの個性です。本書では、そのつらくしんどいマイナスの完全主義を、成果の出せるプラスの完全主義に変える37の思考術を紹介します。
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Posted by ブクログ
こういう啓発本は基本嫌いなんだけど、これはスッと入ってきた。
嫌いな理由を考えてみると「実行しないとダメだ」と思いすぎるからだと思う。
それに、自分が責められているように感じてしまう。そもそも「頑張らないと」と思いすぎて自分事として読めないのだ。結局完璧主義だからこそ完璧を目指しすぎて読めなかったのだと思う。
何割でとどめておくとか、こういう発想に転換するとかは意識の問題だからちょっと実践のハードル高めかも。
でも、睡眠をたっぷりとる、なんもしない休日を作るとか焦った時こそゆっくり話す、動くは今すぐできるしやりたい。
Posted by ブクログ
私は120%頑張って後で一日中休むみたいな行動をしており、とても苦しくこんな性格を変えたいと思い、読みました。
ぼーっとする時間を作ることで心にゆとりが生まれ、今まで頑張り過ぎていたことに気付けました。がんばり過ぎずに8割できてれば良いんだと心が軽くなりました。
ハズしてはいけないところは頑張ろうと思いますが、その他は7割できてればなんとかなるという精神でいきたいと思いました。
Posted by ブクログ
◆マイナスの完全主義の弊害=先延ばし、後回し
失敗を恐れるあまり「もっと調べてから」「準備をしてから」と取り掛かりが遅れる。
◆こんなはずではなかった→こんなこともあるんだ
◆80%に合格点を◎
◆片付けが1度で終わらなくても「やらないよりはまし」と考える。
当てはまることがけっこう多かった。
Posted by ブクログ
すごく為になりました。
頑張ることは悪いことではないけれど、
こうあるべき、
こうしなければいけない
などの思考に囚われすぎて
ネガティブな完全主義に陥っていたことを自覚しました。
ずっと自分のことを言われているようで…
少し考え方を柔軟に捉えて
自分を褒めることをしていこうと思います。
不完全を受け入れていこうと思います。
この本に出会えて良かったです。
Posted by ブクログ
自分に必要な本だった。
・まず行動してみる(とりあえずやってみる)
・「失敗するのが普通」だとかんがえる
・心の中にグレーゾーンを持つ
・「8割できたら合格と考える。」
・8割の力で励む
・目標を下げる勇気を持つ(体調に応じて)
・相手に対して期待値を下げる
・寛容でいる
・「なんとかなる」と考える
・できない自分を受け入れ、許す
・自己評価と他者評価は一致せず、ともに変化するものだと理解する
・「何もしない」時間をとる
・完成度よりも持続力
→月単位ではなく年単位。時間軸を長めにとった目標
→意気込みではなく行動のハードルを下げる
→ある程度達成で良しとする。(不完全燃焼部分は次へのエネルギーに)
・仕事の中や先にある「喜び」「学び」を思い描く
・完全に無償で安全なコミュニケーションはない
・完全な報連相もない
(どうやって伝えるかより「何を」伝えるかに集中)
・ゆっくり動く、ゆっくり話す。
・ちょっとだけ自分の苦しみをさらしてみる
・寝る前に次の日の準備をしておく
Posted by ブクログ
①
②
③目次は以下の通り。
第一章:なぜ「がんばらないの」のに成果が出せるのか
(1)やってもやっても終わらない仕事は一生かかっても終わりません。
①わかりやすい完全主義とわかりにくい完全主義
②人にはわからない、自分だけが苦しい隠れ完全主義
(2)小さい頃から「がんばり屋さん」と呼ばれていた
①90点を「9割しかできなかった」と思ってしまう
②「先延ばし」「後回し」で結局動けない
③100%でやらないと失敗する?
④仕事をしていないとなぜ不安になるのか
(3)失敗を恐れてしまうから失敗してしまう
①成功する人は失敗を繰り返している
②「あなんとかなるさ」で成功に近づく人々
(4)周囲から「頑固」「融通が利かない」と思われてしまっている
①筋肉質な人は几帳面で粘着質タイプ
②遺伝的要素+環境要素=あなたの完全主義度
(5)仕事は8割できれば完成です
①ノート、メモは完璧にしないと気がすまない
②目的は、「期限を守ること」か「質を高めること」か
③仕事をやり残した人のほうが結果を出せる
(6)周囲の人にも「完全」を求めて、苦しくなってしまう
①いつも何かにおわれている不安を感じている
②「無理してる?」言われたことありませんか
第二章:完全主義を手ばなし「100%」を再設定する
(1)今こと、「しんどい」から抜け出すタイミング
①マイナス思考の人ほど成功できる
②まずは「今の自分」を知るところからはじめましょう
③前向きに「後ろ向きな考え」をすることもときには必要
(2)その目標は、あなたにとって本当に正しいものですか
①目標を見直すことの重要性
②「SMART」な目標を立ててみよう
③誰にだって限界はある、という事実を受け入れる
(3)8割しかできない?いえ8割もできる人なのです
①「目標は高く!」に気をつけろ
②夢と現実の差をポジティブに捉える
③9割もできた自分を褒めてあげよう
(4)目標を下げるからこそ、次の目標がみえてくる
①自分への怒りを前向きなエネグリーに変える
②反骨心があるから成功できる理由
③8割の我慢には2割の「なんとかなるさ」
(5)目標を「下げる」のではなくゴールを変えるだけなのです
①ネガティブな自分も悪くない
②不完全な自分だからこそ次がある
第三章:「マイナス2割」で120%の成果を出す8割思考の仕事術
(1)金銭的、実利的な「報酬」を原動力にしない
①効果的なやる気と、ムダなやる気の違い
②「お金をもらう」「○○のため」は逆効果
③ネガティブなやる気から解放されるには
(2)ルーティンワークは2割手抜きがちょうどいい
①手抜きなくして日々の仕事は成立しません
②それは仕事ですか?それとも作業ですか?
③「まったく予定のない」予定を入れる
(3)ひとつのことに満点を出すより、すべてにおいて平均点を
①マルチタスク時代だからこそ、完全主義を手放そう
②自分を責める人、他人を責める人
③80点以上なら、すべて「よくできました」
(4)テンパりそうになったら、いっそサボってみるのもいい
①テンパらないための感情コントロール
②怒りっぽい人は仕事脳がオーバーヒートしている?
③いっぱいいっぱいになったときは10分間の深呼吸
(5)完全主義の人こそ、実はプレッシャーに弱い
①アドレナリン、ノルアドレナリンの力
②「火事場の馬鹿力」をムダ使いしていませんか
③人前で緊張しなくなる簡単な 方法
(6)今のあなたに必要なのは、完成度よりも持続力
①続けたくても続けられないのはなぜ?
②「やり続ける」ための3ステップ
(7)休日出社、サービス残業・・・・・・なぜ、いつも引き受けてしまうのか
①30代に多い「やってもやっても終わらない」病
②「仕事をしていないと不安」は危険信号
③今日からできる「楽しい仕事」のための心構え
(8)時間は「追われるもの」ではなく、「いつの間にか過ぎていくもの」に
①みんなと一緒、他人に負けない、の悪しき風習
②仕事に「ハマっている」状態を作り出すには
第四章:全てを求めないからうまくいく頑張らないコミュニケーション
(1)考え方はみんなちがって当然。そこからがスタートです
①頭の中身は十人十色。だからちがって当たり前。
②「トイレでランチ」にならないために
(2)わかりあえない上司と100%のコミュニケーションは不可能
①「コミュニケーションの達人」オーラを出しすぎない
②「がんばってます!」アピールもほどほどに
③自己中な上司とうまくつきあうためには
④それでもつきあえないときの選択肢
(3)話の中身よりもどう思われいるかが気になってしまう
①自分と同じことができる他人はいません
②なぜ伝え方にこだわり、伝える内容を気にしないのか
③「無口な人」はコミュニケーション障害予備軍
(4)見えない相手とのコミュニケーションこそがんばらない
①何をつぶやいていいかわからない!
②SNSうつ病は存在する?
③SNSの達人に肩を並べようとしない
(5)楽しい老後のために今やっておきたいこと
①「主人在宅ストレス症候群」とは
②完全主義者は、孤独死、無縁死の可能性が高い?
(6)緊張したときは意識してゆっくり動く、ゆっくり話す
①「べき思考」が続くと、集中力がなくなっていく
②焦っている時ほど意識してゆっくり話す
第五章
(1)周囲の期待に必要以上に答えようとしてしまったら
①周りの期待に答えようと頑張っていませんか
②中間管理職の心が折れる以外な場面
③仕事で悩んだら職場以外の人に思いを「さらす」
(2)リスクを恐すぎて、結局動き出せなくなってしまう
①「科学万能思考」に陥っていませんか
②脳科学は全てを解明してくれない
③完全にリスクを排除する「ゼロリスク主義」
(3)残業しないで買えるとどうして不安になってしまうのか
①やめられない、止まらないの心理状態
②自分の行動を記録してチェックしてみよう
③思い切りと抜きどころのさじ加減
(4)楽しいはずの趣味がいつしか義務になってしまう
①お酒や薬物より怖い日常への依存
②トレーニングオタク、周りにいませんか
③依存かな、と思った時の対処法
(5)たっぷり眠ったはずなのになぜか昼間に眠くなる
①あなたのネガティブ思考は睡眠不足が原因?
②判断力の定価も、夜の睡眠不足に関係がある
③「いびきがすごい」もマイナスの完全主義者
④プラスの完全主義を保つ一番簡単な方法
(6)「自分」を許せないから「他人」も許せない
①「ついカッとなって」を操る3つの引き金
②いつも「すべき」「しなければならない」思考に陥っていませんか
③完全主義を変えることで怒りのコントロールもできる
第六章:身近なところから始める頑張らない日常生活
(1)まずは机周りを「完璧にしない」
①「片付けられない」=「仕事ができない」は本当・
②片付けられない人の4つの特徴
③片付けることで生まれる「新たな発見」
(2)健康管理も100%を目指すとかえって不健康になる
①アスリートが完全主義に陥ってしまう理由
②慢性的な披露はオーバートレーニング症候群
③トレーニングも力8分目がちょうどいい
(3)仕事はこの場所、この机、というこだわりを捨てる
①ノマドワーカーは本当に効果的?
②場所を固定したほうが効率があがる場合
③仕事はノマドでも、脳内はノマドにしない
④場所や仕事内容をたまにチェンジしよう
(4)遅刻をしなくなる、浅野8割準備術
①朝スムーズにスタートするための寝る前基本動作
②寝る前の準備を完璧にしない理由
③寝る前準備で緊張しすぎないコツ
おわりに
参考文献
Posted by ブクログ
「頑張らない技術」というのは、こころの持ち方によってよりリラックスした気持ちで仕事に取り組み成果を出そうといった意味である。
このように本は私自身初めて読んだ。今までに読んできた自己啓発本は、より効率的に、より向上心をもって、より自分の能力を高めるためにはどうしたら良いか?に焦点が当てられているものが多いですからね。
ただ、読んでみてびっくり・・当てはまることがいくつかあり、いくつかの考え方を取り入れようと思った。
頑張り屋さんのサラリーマンの方にぜひ読んでいただきたい。
Posted by ブクログ
自分のことを完璧主義者とは思っていないから少ししっくりこない部分はあった。
まぁ面白かったかな?
特に劇的に思考が変わったとか明日から何かしようというのはなかった。
Posted by ブクログ
時速100kmでなく80kmで走る勇気、って本当にそうだよなと思います。自分の前のめりになる気持ちに向き合って、時にはブレーキをかけることは大切。ただ、それって実際に可能な場合ばかりかな?とも感じます。
Posted by ブクログ
つい頑張りすぎてしまう人のための、上手な息抜き、休息の方法を提案している。なんにでも「こうあるべき」と考えてしまう、「べき思考」からの脱却を目指すことにします。
Posted by ブクログ
完全主義をやめる。確かにそうだ。でも完全主義を辞めても押し潰されそうな仕事量に追われてしまう。そういう追い詰められた状態への答えが本書にはないのでは?いや、方法論としては示されているのだけど、そこまで思いきらされるような説得力がない。惜しい。