あらすじ
累計40万部突破の人気シリーズ「名画で読み解く 欧州名家12の物語」シリーズの約4年ぶりの新刊にして、シリーズ最終巻。「ハプスブルク」「ブルボン」「ロマノフ」「イギリス」「プロイセン」に次ぐ物語の舞台は、イタリア。ローマ帝国崩壊後に統一王家が存在しなかったイタリアには、フィレンツェという芸術都市を統べた名家がありました。商家からの成り上がり一家が治めたルネサンス期の歴史を、華麗な絵画と共にお届け。
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Posted by ブクログ
時系列順に1名ずつ絵画とともにエピソードが紹介されているのが分かりやすくてよかった。
同じ名前の人が多いのでややこしくはあるが、あだ名やエピソードどあわせると「人」としてイメージが湧きやすい。
フィレンツェに行ったことがあるので、印象に残っていた絵画もあり懐かしい気持ちになりました。また、よくここまで美術の発展に貢献し、作品たちをフィレンツェに留めておいたなと思いました。
ルネサンスの作品が特に好きなので、関わりの深いメディチ家のことが知れてよかったです。
後継者が途絶えていたことは知っていましたが、最後数代はこんなあっけなかったなんて、、、
Posted by ブクログ
兄脈、弟脈と分かれ、兄弟間の争いも多く、最終的には男色で滅んだ(と言っていいだろう)メディチ家。
家系図が複雑なので難しいかと思いきや、そこは中野先生、するする読ませる。
ミケランジェロやダ・ヴィンチ、ラファエロなどルネッサンスの錚々たる面々が出てくるのも、さすがメディチ家。
カトリーヌ・ド・メディシスなどの女傑が出てくるのも、さすがメディチ家。
中野先生のキレッキレの文章が容赦なくメディチ家を解体していく感じ。
面白かったです。
個人的には終盤、メディチ家を語る上で天正の遣欧使節団の絵を持ってきたところに驚きました。
メディチ家の肖像画ではなく、敢えてそこをチョイスするのかと。
フランチェスコ一世の二番目の妻、ビアンカと踊ったという伊東マンショ。
そんな人がいたのかと勉強になりました。