【感想・ネタバレ】生を祝うのレビュー

あらすじ

生まれてくるか、こないかを自分で決められるならば、あなたは、この世界に生まれてきたいですか? 子どもを産むためには、その子からの出生同意が必要となる世界を舞台にした、芥川賞受賞作家による衝撃作。《解説・朝井リョウ》

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Posted by ブクログ


この作品の舞台は
子供を産むためには
その子供の本人からの同意が必要になる
「合意出生制度」が浸透した近未来の世界。

子供自身が
「生まれる意思」を持って生まれたからこそ
自分の生を恨むことなく
後悔せずに力強く生きることができる。
だからそれは正しい制度だと
多くの人々は信じて疑わない。

子供が「生まれたい」と同意した時は
それでいいだろう。
「生まれたくない」と結果が出た時

胎内に子を宿してから
胎動を感じ 愛情を注ぎ続けた
母親の気持ちは
激しく踏みにじられてしまう。

「合意出生制度」の検査が
本当に正しいものだと
誰も確実には言えないのに。

従わなければ
法を犯すことになってしまうなんて…。

人間はより良い社会にするために
日々努力をしているけれど
その努力した先に
このような法律ができてほしくないと
強く感じた。

母である彩華は
「人生の初っ端から自分の意思が
無視されたという事実が、この子にとって
一生解けない呪いになるかもしれないって
そんな気がするの。
私は自分の子供の出生に、呪いじゃなくて
祝いを捧げたい、
それが合意出生制度がもたらした
最大の恩恵でもあるでしょ?」

そして自分の身勝手な願望の産意で
産んではいけないと決断した。

それはその社会で生きているからこそ
そういう考えに至ったのかもしれない。

私はその社会に生きていなくて
本当に良かったと思った。

人生は幸せばかりではない。
辛いこともたくさんある。
それでも そんな人生でも
私はこの世に生まれてきて良かったと

何十年も生きてきて
やっと 今
心から感じられるようになったのだから。


そう思える自由がある
現代社会に生まれてよかったと
この作品を読みながら感じました。

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2026年10月12日

Posted by ブクログ

なかなか現実では起こらない事をこの小説だからこそよりリアルに考えられた。時代の考え方は移り変わっていき、これからもいろんな考え方が出てくるのかなと思った。

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2026年09月29日

Posted by ブクログ

第一印象は『今の日本の問題を全部鍋に入れて煮詰めて料理完成!みたいな話』と思ったんですが、実はそれが正解かどうかなんて誰にもわからない大博打であるという、当然なはずなのに忘れていた事実を突きつけられたような気持ちになる作品。
好き嫌いは分かれるかもしれないけれど、私は好きです。

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

"自分で生まれてくるか、こないかを自分で決められるのならば、あなたは、この世界に生まれてきたいですか?"という問いにわたしは「No」と答えたいタイプなので気になって読んでみたら、色んな選択肢や思いがあるよなぁと考えさせられる内容だった。
人によっては嫌悪すら感じるかもしれない議題に対し、終わり方もきれいで、また読み返すかと聞かれれば心が元気な時に気が向いたら…と思うが、お守りのように大事にしたい作品ではある。

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2026年06月02日

Posted by ブクログ

胎児が生まれる行為に対する選択権をもった世界線の中で、人間の営みが形成した国家という枠組みの中に、正論で無理やり包んでいる価値観を互いに押し付け合う、人間社会の構造的な歪さを感じた。
全体的な視点から鑑みる様々な問題に対する歴史的な価値観の変遷には学ぶべきところがあると感じたし、他人事が自分事になった瞬間の人間の心変わりの傲慢さが強烈に描写されていた点は圧巻で強く共感もした。
偶然手に取った作品だったが、生きるということについてとても深く考えさせられた大切な作品になった。

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2026年05月08日

Posted by ブクログ

みんなが一度は考えたことがあるが、いつの間にか忘れていく。
それが,現実になだ他世界を書いてくらている物語。

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2026年04月29日

Posted by ブクログ

衝撃作でした。
「生を祝う」というタイトルの意味を知った時、子供が当たり前に産まれてくる訳ではないという現実に切なくもなり、悲しくもなりました。
しかし、子供の意思を尊重することへの葛藤もありつつ、乗り越えていこうとする姿には胸を打たれました。
重い内容ですが丁寧に作品が描かれているので、読みやすかったです。

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2026年04月24日

Posted by ブクログ




ストーリーに圧巻された。
某本紹介インフルエンサーさんも
言ってた通り、
これは一歩引いて読まないと
感情ぐっちゃぐちゃになる。

何が正解で何が間違いなのか、
生とは何かを深く考えさせられた。
途中何度か物語に惹き込まれすぎて
こんな世界だったら良かったのに、
こんな世界だったら子ども授かるの嫌だな、
なんて思考が2転3転してて
主人公にすごく共感できて苦しかった…

結末にも驚かされたし
ここまで生についてを突きつけてくる
作品、初めてかもしれない。
読んでよかった。

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2026年04月20日

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めちゃくちゃ面白かった。
何を言っても蛇足な感想に思えて、あまりにも答えの出ない内容だった。

妊婦さん、子供がいる人、いない人、子供が欲しい人、欲しくない人、どっちでもいい人、人生が楽しい人、つまらない人、まだまだ生きたい人、死にたい人などなど、本当に色々な立場の人に読んだ感想を聞いて回りたい。

主人公は合意出生制度で産まれており、冒頭で、自分自身の人生で辛いことがあっても自分が望んで産まれてきたという事実があるから乗り越えることが出来た、と言っている。

「自分で選択した」という信念が自分を生かすというのは、この小説の世界でも今私達が生きている現実でもそうそう大差は無いのではないかと思った。
産まれる前に選択したか、産まれた後に人生の分岐の中で選択したか、というタイミングの違いなだけで。
けどやっぱり病気や事故など自分の選択ではどうにもならないこともあるのも確かで、出生を選択することが出来たという事実は自分の人生を支えることになるのだと思った。

「産まれたくない」子供の意思が尊重されたとき「産まれてきて欲しい」両親の意思は尊重されなくなる。その時にあんなにも合理的で素晴らしいと思っていた合意出生制度が不確かで、怪しくて、憎いものになる。
人間は自分に不都合なものと判断した場合突然それを受け入れることが出来なくなる。
この瞬間、今までお守りだった「自分で選択した」という事実が「自分で選択したのだから受け入れなければならないもの」になるのではないか。
そんなショッキングな状況に出くわした場合でも「自分で選択して産まれた人生だから」と受け入れることができるほど人間は強いのだろうか。

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2026年08月14日

Posted by ブクログ

妊娠中なので、出産や育児に関する小説を色々読みたくて読んでみました。

舞台は、子供から生まれる前に出生の同意を得ることが当たり前になった未来の社会。9か月間大切に育み、生まれた後の生活を楽しみに思い描いていた我が子から、生まれることをリジェクトされる母親の選択とは。
考えただけで、胸がズキっと痛みます。

私は、人生なんて山あり谷ありだし、だからこそ生を感じることができるし、その時の選択でいかようにも満足度は変わるという想いがあるので、生まれる前から自分の人生を決めつけるようなことには賛同できないと思いました。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

出産に対して、今までにない視点で考える機会になった。
未だに「女性は結婚して子どもを産んで一人前」と考える人はいると思うが、そもそもその考え自体が傲慢だと思う。それは単なる価値観の違いではなく、生まれてくる子どもに対しての傲慢さだ。私たちは日常で、なかなか「生まれてくる子どもの視点」に立つことはない。

子どもを産むことの善し悪しは置いておいて、今の時代に子どもを産むことで、子ども自身が被るリスクについては一度考えてから産むのがいいのではないかと個人的には思う。
この本で描かれているように、現実的には子どもに出生の意思は問えない。だからこそ、やはり産む親がある程度の責任と覚悟を持って産むべきなのではないかと考えさせられた。
私自身に出産経験がないからこその意見かもしれないが、これから子どもを持つことを考えている人は、一度読んでみてもいい小説だと思う。

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2026年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

生まれるまえに生まれたいかと問われたら?

この世に生まれるかどうかの決定権を親ではなく胎児が持てるようになった時代、母親はその決定の日までお腹で子供を九か月育てる。もしリジェクトされたら…恐ろしいほどのストレスが母親を襲う。

胎児が自ら生を拒否、リジェクトできるけれど胎児なのでなにをもってリジェクトするのか、というのは母親には分からず恐怖でしかないと思っていたがある程度の年数が経つとすんなりとこの制度は運用され続けている。人間の適応力に感心しつつどこか仄暗く冷やかな雰囲気を感じ読み進んで、結末には納得できたかと言えばそうでもないのは私はこの制度の中で生きていないからだろう。

作品としては大好きです。結末には納得いかないけれど大好き、そういう作品はあってしかるべき。

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2026年07月06日

Posted by ブクログ

 自由や人権が保障されているのなら、その先の死の自由も尊重されるべきである。

 本作の核と言ってもいい制度「合意出生制度」は、生まれる前の子どもに直接、この世に生まれたいのか、それとも生まれたくないのか問うところから始まる。

 環境や個人の特性などで人の“生きやすさ”は変わる。
 なら、そもそも幸せになるのが難しい人生なら、生まれてこなければいいのではないか?
 わざわざ生まれて、無期懲役に近いこの人生を彷徨わなくても良いのではないか?
 なぜ法の元で“生”は保障されるのに、“死”は必ずしも保障されないのか?
 そんな、一言では片付けられないような問いが本作には詰まっていた。

 ただ、“生”と“死”は紙一重の存在で、この世には生きるために死ぬことを選ぶ人がたくさんいると思う。
 人生という長い道のりの中で、とてつもなく理不尽な事象に襲われた時や辛く悲しい時、特段なにもなくても死にたくなることがあるだろう。
 たが、“生”は条件も環境もランダムに理不尽に与える。
 なら、それから逃れようとするのはいけないことだろうか?
 私は死という1つのサイクルの終着点にもっと希望を見いだしてもいいと思う。
 生きるために死ぬのはきっと悪いことじゃないと信じたいからだ。

 「生きていれば良いことがある」というやつがいるが、それはズルいと思った。
 その言葉には「生きていれば良いこと(もあるが、それよりもっと辛いこと)がある」と事実をつけ足す必要があるからだ。
 人間らしく生き、人間らしく死ぬ。
 時代によって受け取り方は違うが、本作は人間とは何かと突き詰めていく代わりに、尊厳と自由にこだわりすぎて、何を信じればいいのか分からなくなってしまった世界だとも思った。

 人は人の考えの及ぶ領域でしか生きることができない。
 いつの日かそれらの事象から解放される時が来たとしたなら、それは人類の“生”への執着の解放と、人が人たらしめる要因を失うはめになることだろう。
 本作を読んで、人は“生”への執着と“死”への概念の変化でどこまで変わってしまうのか、恐ろしくなったのもまた事実である。

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2026年05月29日

Posted by ブクログ

「何が正解かはわからない」という表現が何度かあって本当にそうだなぁと思った。
最後は予想外な終わり方だったけど、その先の未来はよくなるだろうと思えた。

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2026年05月26日

Posted by ブクログ

結局答えは1つではないわけで、どちらが正しいとか間違ってるとかもないし、自分がどう受け止めるか、になると思う。医療者としては、安楽死のこともそう捉えてる。
でも、将来なり得ない世界観でも無いから、リアルさもあって、(薄いのもあるが)一日で一気に読めてしまった。

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2026年05月18日

Posted by ブクログ

今はまだ合意出生制度がない時代だから自分の子供が胎児の時に合意か拒否かどちらの選択をするかわからないけど、出生前にどんな選択をしていても精一杯可愛がって生まれてきてよかったって思えるように育ててあげないといけないと思った。それが合意出生制度がない今の時代の大事な義務かもしれない。

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

設定だけ聞いたら面白そうって思ったの同時に、どうやって?と思ったらある程度母体で育った赤ちゃんに生存難易度(生きやすい人生か数字で表したもの)を伝えて、どうするかと尋ねるものだった。

せっかく身籠って8.9ヶ月ほど一緒に過ごしたのに、リジェクトされたら堕ろさないといけないってなんてグロくてエグいんだと思って想像しただけで辛くなった。

長文になりそうだからまたゆっくり書く!!!

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2026年04月20日

Posted by ブクログ

 今の私だったら生まれてこない方を選択するけれど、生まれる前に同じ選択をしたかと聞かれると自信がない。
 結局は責任の所在?自己責任論に落ち着こうとしてるのか。
 意思決定の権利や自己決定の権利等、目に見えないけれど私たちが作り出したことで存在するもの。それらをどうやって可視化して責任の所在を明確にするか。
 上手くいかないことを自分のせいにしたくないだけ、自分の選択の責任をとれないだけなのかな。でも生まれてくる時点で持ち合わせてるものは人によるから格差はある。平等はありえない。自分のコントロール下にないものは、責任をとらずに済む逃げ場がほしくなる。

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2026年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

産むこと・産まれることの本質について深く考えさせられる作品。当然のことながら、太古の昔から現在に至るまで人間が産まれることについて本人の合意は介在してこなかった。産まれるという言葉が受動態であるように、生の始点はあくまで受け身なのだということを誰かの詩で読んだことを思い出す。好むと好まざるとにかかわらず、まず生まれてしまう。そこには不条理という名の実存主義的苦悩が付き纏う。出生にあたって生の自己決定権を行使することで、人生のオーナーシップを得ることができるという主人公の実感も分からなくはない。
とはいえ、出生への合意とは何なのだろうか。我々が下すあらゆる決断は、それまでの人生で経験したことにより形づくられた価値観がベースとなって、ひとつの答えを出すプロセスである。真の意味でタブラ・ラサといえる胎児が下す、自己の生を受け入れるか或いは放棄するかの決断にどれほどの意味があるのだろうか。
安楽死とも地続きにもみえる合意出生は、現代の価値観からすると制度化された殺人とも言える。生物としての根幹にある倫理を揺るがすものであると感じる。もちろん、生物としての本能をさまざまな制度や倫理で縛ることにより自然状態を脱してきたのが人間であることにまちがいはないが、出生に自己決定権を持ち込むのは度が過ぎていると感じてしまうのは保守的だろうか。

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2026年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分が書いてみたいと思っていたテーマとまったく同じ小説だったので、気になって読んでみた。

私自身、うまくいかないことがあると、勝手に自分を産んだ親を恨んだりしてしまうこともある。
でも、「もしかしたら、生まれることを自分で選んだのかもしれない。真実はどうであれ、そう信じてみよう」と思えた。

今後の生き方が、少し楽になるような気がする。

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2026年04月02日

Posted by ブクログ

法律とは!戦後にも問題になった矯正。
価値観が法律の上に成り立つ事による矛盾
身につまされて胸が痛くなる。
一人称で捉えると、どの様な行動を取るのか?
重いだけの話だけで無く、ホッとする展開も。

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2026年03月24日

Posted by ブクログ

生まれてくることを選べる子ども達と、産みたいと思う母親たちの話

とにかく設定と、それに血肉を通わせる描写力に圧倒された。
今と数年前でも、子育ての考え方がかなり変わっていることに驚くことがよくある。なので今から数十年後、この話のように根本から「常識」が変わっていてもおかしくないと思えた。

数十年後、もしもこの話の設定が現実になったとしたら、その時の読後と今の読後の感想は全く違うものになるかもしれない。だとしたら私たちの信念や感情はどれだけあやふやなものの上に成り立っているんだろう。
そんな不安定な世界で、それでも何かを選択する母親達、お腹の中の子ども達に思いを馳せた。

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2026年03月23日

Posted by ブクログ

合意出生制度がある架空の世界を舞台にした小説。ユートピアなのかディストピアなのか…こういう実験的な設定大好きです!
合意出生制度とは胎児に生まれたいか否かを聞ける技術が出来たことにより、胎児の意志によって産むか産まないかを決定する制度です。
『人から命を奪う』殺人と同じで、『人に命を押し付ける』出生強制は絶対にしていはいけないこととされていて、刑事罰の対象となります。

これ実際にあったら親ガチャとかで苦しむ子どもが減るのでは…と最初は思ったのですが、途中からそう簡単な問題でもないよなぁと思うようになってきました。
妊娠した母親はお腹の中の子供に愛着があって、当然産みたいと思っています。「出生意志確認検査」で生まれたくないという意志を示されても、簡単には納得できないのが当たり前で。
答えの出ない問題ですが、子供の意思を尊重してくれる社会は羨ましいです。私だったら生まれない選択をするかなぁ、とか色々考えながら読みました。
とても面白かったです。

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2026年03月22日

Posted by ブクログ

難しかった
簡単に面白いやすごく興味深いと
言えないほど難しい内容だった。
合意出生制度という
胎児が自分生まれるか産まれないかを
判断する世界の話
胎児の記憶はないからそれは自由意志なのか
わからないが
自分の意思で生まれたという真実が
大切なのかもしれない

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2026年03月18日

Posted by ブクログ

出産について、重く考えさせられるテーマ。なので読み終わった1週間後もこのテーマについて考えていた。とにかく考えさせられる。

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2026年08月17日

Posted by ブクログ

なんとも言えない、心が止まる気持ちがした。意思確認って、なんだろう。生まれたくなかったってなんだろう。モヤモヤと残り香がする作品。

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2026年06月27日

Posted by ブクログ

生まれるか生まれないかを選べる権利とは、裏を返せば生まれる前から自己責任を負うということ。

それがあまり正しいとは思わなかった。

短い話だったけど、読後に色々考えさせられる作品だった。

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2026年06月13日

Posted by ブクログ

産まれる前の胎児に生まれるかどうか決めれる権利があるというif作品。主人公の心情の変化(最初はこの制度になんの疑いも持たず制度に賛成していたが、いざ自分が妊娠し、胎児に生まれたいかの検査をし、拒否をされると、この制度は本当に正しいのかという疑問を抱いた。)がとても印象に残っていて、読んでいる途中に主人公の心情が大きく変わるシーンで驚きを隠せなかった。もし自分が妊娠したとして出生前に胎児に拒否されたらと考えると、主人公のとる行動にも納得がいくぐらいフィクションなのにリアル感が出ていてとても良かった。

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2026年05月28日

Posted by ブクログ

設定が面白い。というか少し距離を置きたい怖いと思わせるテーマ。
この世に生まれてきたいか、生存難易度を元に問う。逆に生まれてきたいと言ったからにはこの世の苦難を全て受け入れなきゃいけない、正しすぎて逃げ場がなくなるような気として怖い。どこか生まれてくることが自分で選んだことではないという他責感情があるからこそ、手を取り合って助け合うこともできてるんじゃないかと思った。その方法の正しさではなくて、結局何を信じるかが重要でどんな制度を使っても正義の数は減らない。

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2026年05月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ずっと読んでみたいと思ってた本。
生まれる前の赤ちゃんが、自分の意思で生まれるか生まれないかを決められる世界があったらとても面白いと思った。
けど読んでみて実際にこの制度があったとしたら、生まれないと選択された側の母親の気持ちになるととても悲しい気持ちになる。産みたくても産めないし、産んだら罪になるなんて重たい話だなと思った。
小説の中の「自分の意思で決めることが重要なのではなく、それが自分の意思だと信じ込むことが大事」という文が心に響いた。
主人公が、合意出生制度にずっと賛成だったにも関わらず、いざ自分の立場になって反対された時に、合意出生制度なんてなかったらいいのにという気持ちになっていて、人間はどんなことでも自分に置き換えて、自分に利益がある方に考えがちなんだなと強く思った。
(3.6)

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2026年03月20日

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