【感想・ネタバレ】世界は法律でできている 弁護士ドットコムの奮闘とこれからのレビュー

あらすじ

法律によって励まされ、勇気づけられ、
法律によって世の中を良くしようと奮闘する人たちがいる。
その名を、弁護士ドットコムという――。
唯一無二のベンチャー、疾風怒濤の20年。

弁護士の資格を持つ創業社長として初めて自分の起業した会社を上場させた元榮太一郎をはじめ、20数人のキーパーソンの貴重な証言で綴るベンチャーストーリー。
困っている人と弁護士をつなぐ「みんなの法律相談」、クラウド型電子契約サービス「クラウドサイン」など、数々のサービスが生まれた背景や、会社が急成長できた秘密など余すことなく描き出す。

◇ ◇ ◇

2014年12月11日、弁護士ドットコムは東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)に上場した。日本で初めての、弁護士が創業社長を務めた会社の上場は大きな話題となった。
東京証券取引所では、元榮が満面の笑みで恒例の上場セレモニーの打鐘を行った。
ところが、である。その直後に福田も多田も絶句する、驚愕の事態が起こるのである。
(1章より)

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Posted by ブクログ

「困っているのに、誰にも相談できない」——そんな経験が一度でもある人に、この本は届くと思います。

『世界は法律でできている』は、弁護士ドットコムというサービスが、法律を“遠い存在”から“使えるもの”へと変えていく過程を描いた一冊です。きっかけは、「もっと気軽に相談できる場所があればいいのに」というシンプルな想い。そこから始まった挑戦は、8年間の赤字という厳しい現実と向き合いながら続いていきます。

印象的なのは、「当たり前を疑う」姿勢です。弁護士は敷居が高い、契約は紙とハンコ——そうした固定観念を一つずつ崩し、新しい仕組みへと変えていく。そのプロセスは、どんな仕事にも通じるヒントがあります。

また、単なるビジネスの成功談ではなく、「困っている人に手を差し伸べる仕組み」を作ることの難しさと価値が、具体的なエピソードを通して伝わってきます。

読み終えたとき、法律は特別な知識ではなく、「自分の生活を守るための道具」だと感じられるようになりました。仕事や日常で少しでも違和感を覚えたことがある人に、ぜひ読んでほしい一冊です。

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2026年04月15日

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