【感想・ネタバレ】卍(まんじ)のレビュー

あらすじ

夫に不満のある若い妻・園子は、技芸学校で出会った光子と禁断の関係に落ちる。しかし奔放で妖艶な光子は、一方で異性の愛人・綿貫との逢瀬を続ける。光子への狂おしいまでの情欲と独占欲に苦しむ園子は、死を思いつめるが――。おたがいを虜にしあった二人の女が織りなす、淫靡で濃密な愛憎と悲劇的な結末を、生々しい告白体で綴り、恋愛小説家谷崎の名を不動のものとした傑作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公 園子の大阪弁による一人語りで物語は展開される。美術学校で出会った両性愛の女性 光子に、関係する男女が翻弄されていく。昭和初期の作品ではあるが、一風変わった愛のカタチとして、三浦しをん著『きみはポラリス』の1編として加えてもいいかも。。。

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2021年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

個人的に光子にそこまでの魅力を感じない。
初期〜の色香がぷんぷんする女性達とも違うし…

結末は最初からわかっているけど、怒涛の展開

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2025年03月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これを『卍』というタイトルにしたのも凄い。
谷崎潤一郎全開の世界だったな…。普通に趣味として読んでも面白い。

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2025年03月05日

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