あらすじ
夏には、夏野菜を炒め煮したラタトゥイユ。
冬はポトフにアンディーブのサラダ。
――パリ郊外の季節感あふれる暮らしを綴った「フランス・食の歳時記」。
「フィガロジャポン」の好評連載が1冊に。
家族でパリ郊外に移り住んで20年。暮らしてわかったフランスの食文化の豊かさを、生き生きとしたエッセイと写真で紹介。季節ごとのフランスの食卓から、旬の食材や料理をお届けします。
全頁オールカラー。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
月別にそれぞれの季節のフレンチを、パリのお店とともに紹介している。見ているだけで季節を感じ、食欲も刺激される素敵な本だ。
「おいしいものを食べるのに、「がんばる」とか「努力」とかいう言葉は似合わない。
ゆっくりと巡る季節を眺め、「葡萄が黒く熟れるのを待って」味わうだけでいい。そうしているうちに、自分だけの「おいしい暦」ができあがるはずです。」
Posted by ブクログ
1月から12月まで、月ごとにお勧めの
料理とそれを提供してくれるレストラン紹介が
書かれた本。とても面白かったです。
気取らない地元のリーズナブルなレストランが
たくさん載っています。
4月のマテ貝、6月のリュバルブのタルトと
あんずのタルト、9月の牛肉のタルタルのポワレ、
10月の豚足のガレット、12月のトリュフ入り
炒り卵、1月の乳飲み豚の丸焼き、が
個人的に印象に残りました。
農業国だけあって果物と野菜がとても豊富で
本当に食べ物がおいしそう!日本の読者には
皮を剥がれた兎や羽根つきで吊るされた野鳥
といった写真は受けが良くなく、雑誌連載時には
乳飲み豚の丸焼きも丸焼き写真は使われなかったらしい。
逆にフランス人は狩猟民族なので鯛の姿踊りなどを
見ると顔を背けるそうです。
Posted by ブクログ
おいしいフランスの食材や料理と、それを取り扱っているパリのお店を紹介した本。フランス料理だけでなく、他国の料理も掲載された多国籍な内容。是非パリに行ってみたくなる。