【感想・ネタバレ】松前の花(下) - 土方歳三 蝦夷血風録のレビュー

あらすじ

箱館戦争も最終局面を迎えつつある頃、父の仇討ちに燃える娘・蘭子の病気も悪化。死を覚悟した蘭子は、信頼する藤吉に「土方さまに渡してほしい」とある物を託し戦へと向かうのだった――。荒れる北の地で自らの本分を遂げようとする土方、蘭子、藤吉。それぞれの箱館戦争が、クライマックスを迎える! 単行本『美姫血戦』を改題。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「土方歳三 蝦夷血風録」という割には土方さんの登場は少ないです。前作の「箱館売ります」より出てきません。
ちょいちょい登場して、美味しいところを持っていく感じです。
と、いう事で、題名通り、松前が主な舞台なのですが、人見・伊庭・蘭子の其々の思いが切なくて良いです。
特に蘭子の壮絶な最期は土方への一途な思いとあいまって、グっときます。
そして、藤吉のパン作りも、話の軸となって展開していきます。
“箱館戦争、外伝”といった感じの印象で、楽しく読める話です。

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2013年12月29日

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