【感想・ネタバレ】日本の漢字1600年の歴史のレビュー

あらすじ

日本人が漢字に出会って1600年の歴史です。漢字が伝来する以前に日本には固有の文字はありませんでした。本書は漢字が日本に伝来し、浸透し、定着し、普及するまでの歴史をエポックごとにわかりやすく解説。そして漢字が大衆化し、漢字制限論が提唱されるまでの流れをエピソードをからめて紹介しています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

漢字の伝来から,近代までの漢字にまつわる話が読める。

漢音、呉音、唐音などの,中国の時代によって,
異なる読みが伝来してことも記している。

明朝体が、明という中国の時代に作られた書体だということも分かりました。

ローマ字のヘボン式のヘボンが「和英語林集成」という辞書を作成した事も知りました。

諸橋大漢和辞典 から, JIS漢字についても言及しています。

諸橋大漢和辞典の電子化を可能にする「今昔文字鏡」フォントについて言及がないのは残念でした。画竜点晴を欠くということでしょうか。

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2011年12月11日

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