あらすじ
各所で富士山さん好きが増殖中、中2の二人の思春期はますます加速!女子バレー部のエース・富士山牧央(ふじやま・まきお)は身長181センチ高身長のおっとり健康少女。ひょんなことから幼なじみの上場優一と付き合うことになって……?第7巻では、中2の終わりを迎え、付き合う話をした思い出の橋に行った二人が……!
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富士山(ふじやま)さんは、化粧台の鏡に自分の顔が映らないので、首を傾げながら歯を磨きます。
富士山さんは、バレー部のエナメルバッグが凄く似合います。
富士山さんは、ガッツポーズをすると誰かにぶつかります。
そんなマンガです。
もう少しちゃんと説明します。
ヒロインは身長181cm中学2年女子、バレー部です。この設定だけで『富士山さんは思春期』は勝ちだ。そう思いました。
このマンガは、フェティシズムにおいて、誰も突いていないところを突いています。そう、大きな女性が好きな男は、存在するはずなのです。「すぽると!」に、ヒロインとしてよく出てきますよね、大きい女性。
そしてそして、私の好きなシーンは、教師に「あら、大きいわぁ!」と言われた時の富士山さんのリアクション!最高!
セミの鳴き声が聞こえてきそうな細やかな風景描写もお気に入りです。
大きな女の子は、好きですか?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
やっぱり、この恋愛漫画を読むと、幸せになれる
作品内に満ち溢れてる、上場と富士山さんの恋愛模様が醸す甘酸っぱさを、子供も大人も、男も女も、読んだ全員が共有できるトコがいいですね
濃い目な絵柄こそ青年漫画らしいんですけど、ストーリーが少女漫画の王道を堅実に進んでいる感じで、そのギャップも、この『富士山さんは思春期』の魅力だろう
また、女性の読み手には軽蔑されてしまうかも知れないが、富士山さんの中学2年生とは思えぬ、スタイルの良さ、まぁ、ストレートな言い方をすれば、色気にも胸を撃ち抜かれている。こんな幼馴染やクラスメイトがいたら、絶対、惚れるわ
この7巻では、今までのように、一緒にいて笑えれば幸せって言う、この年頃のカップルらしい若々しい恋愛観だけでなく、ちょっとしたキッカケで心が相手から遠ざかってしまう、恋愛していれば、当たり前に味わう辛さも、しっかり描かれており、ますます、オジロ先生の漫画家としての腕力に惚れ惚れ
環境も心境も変わり出す、3年生への進級。きっと、これからも、嬉しい事、楽しい事、苦しい事、子供の力じゃどうにもならない事が出てくるだろうけど、この身長差カップルなら、力強く握った手は決して離れないだろう
個人的に、全力でお勧めしたいのは、第57話「富士山さんが上を向き」だ。どうして、この回が私にとってグッと来るモノだったか、それはこの回が7巻で最も好きで、上場と富士山さんらしさを、130pに感じた人なら、理由をわざわざ言わずとも解かってくれるだろう
この台詞を引用に選んだのは、単純に可愛いからだ。美少女はしゃっくりをしようが、咳をしようが、くしゃみをしようが、可愛い!!
Posted by ブクログ
ひええ……いい……。すごいね、連載ではこれが三ヶ月分に分割されていたのかと思うと、ゾッとするけど……。/本格的に、ブラが見えちゃう的シーンの存在に違和感が出てきている……。表紙もいいです。
Posted by ブクログ
豆まきの回で、ふたりが幼馴染で仲が良かったのに
歳を重ねてだんだん異性と遊ばなくなったり児童館へ行かなくなったり
交友関係が変わってきたり、それにより発生する距離が
とても切なかった。
バレンタインに学校へ持っていっていつ渡そうとか、いつもらえるんだろうとか
先生が禁止だといって邪魔してくるとかも学生ならではの光景で懐かしい。
自主練をするからあえなくなる、という会話ですれ違うかと思いきや
上場くんを待ち伏せる富士山さんも可愛いし、
きちんと会えなくても平気と言ってしまったことを取り消す上場くんも偉い。
受験や進学を考え始めて、みんなが少しずつ変わっていく。
3年になったらみんな変わっちゃうのかなという漠然とした不安。
「富士山はずっと俺の彼女だよね」
という上場の台詞にきゅんとした。
児童館のエピソードがあるから余計に、環境の変化で離れることの不安、
今度はそうなるまいという気持ちが伝わる気がする。
欄干に立って抱き合うシーンはとても素敵だった。
先生に見つかったら怒られるかもしれないけれど、そういう駄目なものではなくて
本当に綺麗な気持ちからくる行為で良い。
上場くんは3月生まれだから、余計体格も小さい訳で、
それを欄干に足を絡ませて立ってカバーするところがいじらしいし
いつか実際背が伸びてこうなる未来があるのかもしれないとも思わせる。
真ん中バースデーという発想もかわいくて、二人にはずっと仲良くいてほしい。
Posted by ブクログ
なんかいいなぁ、あったかくてドキドキして、
もやもやするところまで何かいい(笑)。
冬、バレンタインデー、もうすぐ中学3年生。
あの頃って、自分はどうしてたっけなぁ。
いろいろと周囲を取り巻く環境は変わってくるようですが、
凸凹カップルがいい中学3年生時代を送れますようにw。