【感想・ネタバレ】お気に召すまま ――シェイクスピア全集(15)のレビュー

あらすじ

ド・ボイス家の末弟オーランドーは、長兄オリヴァーから逃がれ、アーデンの森に入る。オーランドーに一目惚れした前公爵の娘ロザリンドも、従姉妹のシーリアとともにアーデンの森へ向かう。男装し、羊飼いとして暮らすロザリンドを本人とは気づかず、オーランドーは恋の告白の練習をするが……。アーデンの森を舞台に数組の男女が繰り広げる恋愛喜劇。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

複雑なジェンダーの仕掛け、
有名な台詞、密度の濃くなっていく反復や掛け合い等、
ポイントが多く読み応えがある作品。

訳者あとがきに挙げられた反復や掛け合いの台詞読後全て確認。
ほとんどが読めば思い出せるもので、
舞台映えしそうだと感じた。
この部分だけでも他の訳や原文が読みたいと思った。

追放された兄弟、男装するヒロイン等
おなじみのモチーフの数々は実家のような安心感。

シーリアのお相手は誰になるのだろう?と読み進めていたら
まさかの人物で笑ってしまう。これはずるい(笑)

男装する前からジェンダーの垣根を越えるように
生き生きとしているロザリンドが大好き。

0
2022年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

お気に召すまま−シェイクスピア全集 15 (15)
(和書)2009年09月28日 15:28
2007 筑摩書房 シェイクスピア, 松岡 和子


「お気に召すまま」は福田恒存翻訳で読んだことがあった。

ロザリンドの男装がなかなか素敵ですね。

0
2020年09月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりのシェイクスピア。
やっぱり劇を見たい。

タイトルは登場人物たちと観客におけるダブルミーニングだと思う。
第三幕 第二場でオーランドとロザリンドが再会した場面でのロザリンドの
「時の歩みはそれぞれ人によって違うんですよ。」
という言葉が印象的だった。

0
2015年05月06日

「小説」ランキング