【感想・ネタバレ】妖奇庵夜話 空蝉の少年のレビュー

あらすじ

妖怪のDNAを持つ存在、「妖人」。茶室の主・伊織は、鋭い洞察力を持つ美貌の妖人。人と妖人を見分ける力を使い、予言ができる妖人と名乗る占い師の真贋を確かめることになった伊織だが、殺人事件に遭遇し!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今作で話の流れが固まった感がある。
青目対伊織という構図が今後も描かれるのだと思う。
最初は脈絡のないように見える細切れの描写が最終的に本筋のストーリーに繋がっていくという構成もテンプレにしたいという意図が見えた。
慣れれば読みやすいのかもしれないが、どこに繋がるか分からない短いシーンをいくつも覚えておくというのは中々読みづらいなと感じた。

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2025年07月10日

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ネタバレ

2018/4/8
1作目よりよかった。
照子はともかく咲耶が怖いわ。
ママが殺されても平気なのは何?
あと大食いの子が救われてよかった。

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2018年04月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2作目。
件(くだん)の血を引く占い師のお話。本物の件は・・・。
誰が殺したのか・・・。

この巻は非常に読みやすかった。13歳の咲耶姫がいたすぎる。
自分好きすぎるやろ。

洗足家のマメが捨て猫を介して仲良くなったテル。
大食いの女。それぞれ進むけど最後にぴしゃりとまとまってすっきり。
テルがこういうこととは、びっくりした。

脇坂君もかなりなじんでいて、伊織が脇坂に言う台詞が面白い。雑だけど愛がある感じ。

1作目より楽しかった。

青目の属性が 「悪鬼」と判明。これに関しては納得。

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2017年01月25日

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ネタバレ

シリーズ第2弾!

前作で妖人として生きることを決意をした伊織。今回頼まれた仕事は、≪件≫(くだん)を名乗る占い師の真贋を見分けること。その矢先に本物の≪件≫である占い師が殺される。
殺された≪件≫の丸山綾子、その娘の占いゴスロリ少女の咲耶、マメが出会った謎の少年テル、新しく妖琦庵の「家族」となったにゃあさん。
一つの事件をきっかけに、青目が最悪の事態への手引きをもくろむ…

やるせない気持ちになりました。

一見気難しい性格に見える伊織。実は想いやりが深く優しさに溢れているのだなぁと感じました。
相変わらず脇坂くんには手厳しいけれど(笑)

話の中心は憎しみと苦しさでつぶされそうになっているテルではあるのですが…
「家族」のように生活を営んでいる伊織、夷、マメの絆も描かれておりほっこりしました。

テルはマメに出会えて本当に良かったと思います。とても悲しく辛い思いを抱えていたけれど、これからは幸せに楽しく生きてほしいなと思います。
咲耶はこれからいろいろと反省するべき!ですが…

こどものような純粋な心を持ち、優しく気遣いのできる青年のマメは本当にオアシス!

そして洗足家で振舞われるごはんや和菓子、脇坂くんの手土産。すっごくおいしそう…!

今回明らかになった青目の妖人属性、≪悪鬼≫。
かなり不穏な存在で、これから伊織にどう絡んでいくのか、恐ろしく思うのですが早く次が読みたいです!

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2015年06月22日

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ネタバレ

次回の話が気になる終わり方。

≪悪鬼≫は男の欲を煽る
≪悪鬼≫は女の身体を誑かし、子供を利用する。
そして≪悪鬼≫は――人を食うのだ。

青目の正体がなんなのか前回から気になってましたが鬼とは。

照ちゃんの話も切ない。
今回もよかった。

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2014年04月01日

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ネタバレ

妖奇庵の主人はサトリであり、人間との違いが
僅かで社会に若干の混乱をもたらす妖人が判る
執事は管狐で同居人は小豆洗いという茶房だが
今回事件の主役であるテルは、あたかも疑似家
族のようで居心地の良さを感じた

「件(くだん)は生きにくい妖人だ」全ての始
まりは少しだけ人間と違う悲劇から(´・ω・`)

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2022年01月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

うーん?妖奇庵の住民の内面にあまり触れられておらず、事件のみに焦点が当てられてる感じ。
青目さんは早くもその素性が表れだしたみたいですが…ただ人を操り傍観して悦に入るタイプの狡猾な悪役と思ってたのに自ら犯罪おかしちゃうとは…。
にゃあさんかわいい。小豆あらいのシーンが見たかった。

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2017年10月12日

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