あらすじ
大学をはじめ学校の運動部出身で特有の価値観・行動様式を持つ体育会系。
厳格な上下関係、規範意識の高さなどを特徴とし、爽やか、暴力的、勉学が苦手、就活に有利など様々に語られてきた。
本書はその起源から、先輩・後輩関係の分析調査、スポーツ推薦入試の軌跡と現状、就職後のキャリア形成の困難まで、彼らを多角的に描く。
近年、話題となる不祥事の歴史も追い、日本社会で500万人以上とも言われる日本独自の体育会系の実態を描く。
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Posted by ブクログ
日本独特の体育会系の文化。学生運動での体制側、スポーツ推薦、部内でのいじめ、パワハラなど。
実際にバドミントンで体育会系の道を歩んできた筆者が分析する体育会系の実態。
知人の子が正に筆者の指導下にいることから本書を知り読破。
Posted by ブクログ
ニッチな風俗史系の本は、よくもこういったものを仕立て上げたなというありがたさがある。データの羅列になると堅苦しいが、ある程度卑近な話題でもあるため楽しんで読めた。
Posted by ブクログ
体育会系学生の不祥事や、某大学が体育会系に牛耳られていたことに驚いたことなどから手に取った。
体育会系の闇を取り上げた本は多いが、こちらはデータを元に掘り下げた内容。研究者著書の新書は眠くなる内容が多いが、体育会系の定義や歴史、問題点など、考えさせられた。体育会系出身の著者だからこそ、書けると思われる。
体育会系の人も勉強できる人も多いと思うし、なにかのきっかけだろうし、一般学生も問題を起こすこともある。スポーツ関係なく、倫理観の身につけ方が重要と思われた。
勉強もそうだが、スポーツに秀でた人ならではの悩みを知ることができ、価値観を広げてくれたと思う。
Posted by ブクログ
体育会系のノリがどう社会に影響しているか、、、、みたいなことを期待してましたが、ちょっと違って、大学の体育会とかスポーツ推薦入試がどのように影響しているか、という本でした。
とはいえ、期待してた前段のことも少ないながら書いてあるし、体育会系が成立した歴史(経緯)なども研究してあって、興味深く読めました。
読みやすくて、軽く読める感じです。
大学とはアカデミズムを体現するところ、、、、というのは、確かに改めて意識しないといけないなと思います。
そして、多様性の社会、というものへのハードルの高さも感じました。つい、自分と違う嗜好の方を排除してしまうような、自分の考えも反省しないといけないなと思いましたり