あらすじ
山口周氏 推薦!
「自分がやってきたことが言語化されていて驚きました。」
限られた時間で、効率的に本を読み、自分の血肉とし、成長につなげるには?
本を読んだままにせず、読書を通じて主体的に思考し、アウトプットとして外部に発信できる形にする──そのための実践的な技法は、トレーニングで誰もが手にすることができます。
生成AIの力も効果的に借りながら、知的生産の起点としての読書という営みを高めていきましょう。
なぜ、何を、どう読むかを明確化すれば、メモから仮説へ、発信できる意見へと、誰でもクリティカルな読書ができる!働いていても「本が読める」方法が、ここに。
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Posted by ブクログ
個人的に学びが多い本であった。
前半は限られた時間での選書方法や読み方、後半はアウトプットについてまとめられていた。
アウトプットの手法も簡潔に順序立てて作成出来るように丁寧に説明されていたし、それは読書のアウトプットのみでは無く、学業や仕事でも応用出来る内容であった。読書のみでは無く、メモを作成する事の重要性を再認識できた。
本書のメインで無いが、スケジュールリングをAIに任せる事例が提案されており、完全に盲点であったので、仕事等で応用していきたい。
Posted by ブクログ
「読み方のトレーニング本」という印象で読み始めましたが、読み進めるうちに、読書そのものの意味を考えさせられる一冊でした。
印象に残ったのは、「わかる」ということは既存のフレームを当てはめて見ている可能性がある、という指摘です。読むだけで理解した気になっている状態に、一度立ち止まる視点をもらいました。
「批判的に読む」も、揚げ足を取ることではなく、内容を吟味することだと書かれており、なるほどと思いました。まずは自分の立場を決めすぎず、著者の思考の流れを丁寧に追うことが大切なのだと感じました。
読書のカテゴリとして、思考・情報・教養・娯楽、あるいは知識・情報、インプット・プロセッシング・アウトプットといった分類で整理されていたのも、参考になりました。何となくしていた読書が、言葉として整理され、自分の読書を見直す手がかりになったように思います。
今後は、自分がどの段階で読んでいるのかを意識しながら、もう一歩踏み込んだ読書をしていきたいと思います。
Posted by ブクログ
読書なんてのは分からなければ読むのやめればいいし、読んだ内容を完璧に覚える必要もない。
それを踏まえて、自分の目的に合った本を「選び」「学び」「語る」だけ。
そんなシンプルな読書術を具体性を持って解説している良書だと思いました!
Posted by ブクログ
実用的なのに読書の面白さや大切さも書いているので、段階を踏んでインプットアウトプットをやりかたが身に付ける事が出来そうだなと学びになった。
自分自身でAIをどのように使ったら良いのかなども細かに説明してあるので、色々試してみようと思えた。
Posted by ブクログ
単なるインプット作業になりがちな読書も、アウトプットまでを意識することで、より大きな価値が生まれることを教えてくれる本でした。
特に、アウトプットを前提とした「読書の種類」という考え方が非常に新鮮で、面白かったです。
Posted by ブクログ
読書によって思考が鍛えられるといいなと思って読んだ。
感じたことや、どんなところが良くて、それはなぜなのか、気づきを得て行動宣言することが感想を書くことだとロジカルに説明されて、分かりやすかった。
AIを活用するところまではいかないかもしれないが、これからも読んだ本の感想をアウトプットしていきたいと思った。
Posted by ブクログ
読書について理路整然とまとめられた決定版。
読書の目的
1.思考のための読書
2.情報収集のための読書
3.教養のための読書
4.娯楽のための読書
↓
選書
↓
インプット(思考か情報か)
↓
アウトプットの下準備(記憶•記録)
↓
メモから仮説へ(どう言語化するか)
と、まあ見事に頭の中を整理してくれる。レファレンス本として末長く手元に置いておきたい本だ
Posted by ブクログ
読書思考トレーニング
AI活用でロジカルにアウトプットする技法
ちくま新書 1901
著:中崎 倫子
出版社:筑摩書房
本書は、本を読んで、自分の意見を作り、何らかの形でアウトプットする、を解説したものです
AIがらみといい、コンピュータ屋の発想かとおもいます。
インプット⇒処理⇒アウトプット は、まさにITの動きそのものです
読書:インプット
Why なぜ読むのか
What 何を読むのか
How どうやって読むのか
書評:アウトプット
記憶・記録:メモ ネタを集める
意見の形成:仮説を立てる
意見の表現:自分の意見を文章として表現する
二項対立的分類
思考を伴う+アウトプット要 思考のための読書
思考を伴う+アウトプット不要 教養のための読書
思考を伴わない+アウトプット要 情報のための読書
思考を伴わない+アウトプット不要 娯楽のための読書
アウトプットあり
未知か、既知か
具体的か、抽象的か
未知+具体 具体的な基礎
未知+抽象 入門的な原理原則
既知+具体 事例、方法論
既知+抽象 具体の背景にある原理原則
入門書の効能
①全体観、見取り図
②専門用語の解説、単語の解説
③具体的な用例、事例
難易度の高い本とは、抽象度が高く、かつ、未知の領域
本の選び方
①人に聞く
②ガイドを見る
③自分で選ぶ
読書の流れ
①目的を決める
②読む本を決める(思考、教養、情報、娯楽)
③読み方を決める(情報⇒速読、思考⇒精読)
読み方の基本
①本を眺める⇒②全体像をつかむ⇒③読む⇒④内容を比較、統合する
本の構造
S:サマリ ⇒ D:詳細 ⇒ S:サマリ
各章、各部、各節の最初と最後には、結論がある
読みを深める 具体と抽象とをいったりきたりする
学びの4段階
①概念の理解 ⇒ ②具体の理解 ⇒ ③体系の理解 ⇒④本質の理解
いきなり、アウトプットできない ⇒ メモをとる
忘れるために、メモをとる、忘れてもいい
マーキングする、本をノートとして使う
読書メモ、電子メモがいい GoogleKeep よかった
感想
①感じたことを書く
②何に対して感じたのかを書く
③なぜそう感じたかを書く
④気づいたことを書く
意見
①論点を確認する
②仮説を立てる
③仮説を検証する
④自分の意見をまとめる
PREP 命題+理由+事例+命題
書くから書けるようになる
①手を動かす
②完璧主義におちいらない
理解するために可視化する 図表、写真、図解化する
目次
はじめに
序章 読書法の全体像
第1章 なぜ本を読むのか?
1 「目的」は読書の要
2 アウトプットの観点から「目的」を分類する
3 思考という観点から「目的」を考える
4 情報・資料の種類という観点からの「目的」
5 読書の「目的」は思考・情報・教養・娯楽の4種類
第2章 何を読むか?
1 選ぶ軸──直近のアウトプットはあるか?
2 未知の分野の本の選び方
3 既知の分野の本の選び方
4 本を選ぶ手がかり
5 紙か電子か
第3章 どう本を読むか?
1 「どう読むか」を分解してみる
2 インプットにどれくらい時間をかけられるか
3 本の読み方を選ぶ──思考か情報か
4 思考のための読書──具体的な方法
5 情報のための読書──具体的な方法
6 「読み」をさらに深めるために
第4章 どう記憶・記録するか?──アウトプットの下準備
1 忘れることを前提に読む
2 記憶と記録の使い分け
3 「読書メモ」を作成する
4 生成AIを読書記録にどう使う?
第5章 メモから仮説へ──どう言語化するか?
1 まずは感想を書いてみる
2 直感から仮説へ
3 仮説をロジックで検証する
4 生成AIで思考力を高める
第6章 読むこととアウトプットの最強の関係
1 アウトプットすることの効用
2 書くことを習慣化する
3 視覚的表現を取り入れるコツ
4 生成AIを活用して執筆する
5 読書会に参加してみる
おわりに
参考文献
ISBN:9784480077301
出版社:筑摩書房
判型:新書
ページ数:288ページ
定価:980円(本体)
2026年02月10日 第1刷発行
Posted by ブクログ
読書は「読むだけ」で終わりじゃありません。目的を持って読み、忘れる前提で再読し、人に話せるレベルまで落とし込むという循環が思考力をつくるんですね。また、生成AIは答えを出す道具ではなく、仮説を磨き、論理を鍛える相棒と考えれば良いようです。最後に価値を生むのは、自分の経験から生まれる意見だけなのだとか。読書を“知的生産”に変えたい人の必読書であると思います。
Posted by ブクログ
内容自体は、やや平板。
これだ、と思ったのは、Notebook LMを活用した、読書の予習、反芻、アウトプットのための素材集積 のやり方。
ただ、この本全体が、AIをフル活用して書かれたもののようだ。最近こういう手触りの新刊が増えたが、①情報量に比して文字数が多くなる傾向にあり、通読には適さない、②人間味の乏しい機械的な章・節の構造 が、やや鼻につき、げんなりする、という感想を持ちました。
Posted by ブクログ
本書で言う娯楽のための読書が大半であった私にとって、考えている人の読書とはこう言うものを言うのかなぁと感じた内容でした。
読書する目的、その上での選書。目的に合わせた読み方、読書後のアウトプットまで。せっかく読書するなら私も試しに何かやってみたいと思います。
読んで終わりではなく、感想や何故そう感じたのか、どこの内容が響いたか、影響を受けたか、自分の考えとは違う点はどこか等、せっかく読むなら思考して意見として纏めて積み重ねていくのもありかなと思い、初の評価と感想を書いてみました。
Posted by ブクログ
賢い人は本を読むときにも色々考えているのだなぁと思った。読書を思考トレーニングとして体系化するための色々なフレームワークが記述してある。ロジックツリーが図版として多く使われており、著者は普段からこうやって情報を処理しているのだなと感心した。
読書を、情報のための読書、思考のための読書、教養のための読書、娯楽としての読書に分類しているのは面白かったが、結局私の場合は全て娯楽としての読書に集約されるのかもしれない。だがきっとそれでいいのだ。