【感想・ネタバレ】コシヒカリより美味い米のレビュー

あらすじ

コシヒカリは本当においしいか? じつは味比べ実験で他品種と区別できるのは、4人に1人だけ。それなのに全国の作付面積は4割にも及び、品種偏向の弊害も懸念される。植物遺伝学の第一人者が、コシヒカリ幻想の虚妄を衝く。美味い米入手法も紹介。

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Posted by ブクログ

タイトルからすると「そうだよね、最近は九州のお米も人気があるから、コシヒカリだけの時代ではないよね」という内容かと思いきや…さにあらず。
改めて今のお米の品種を取り巻く環境がいびつで、不自然であることがよく分かりました。
色々な意味で多様性という考えは大事ですね!

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2013年06月29日

Posted by ブクログ

コシヒカリより美味い米の答えを知りたいんであれば、この本には書いてないよ。むしろ、副題の「お米と生物多様性」の方がタイトルとしてふさわしい。個別の記事はどれも興味深いが、歴史、遺伝子、農政、と論点が飛ぶんで佐藤さんが結局何を伝えたいのかは、はっきりわからなかった。
コシヒカリ一辺倒の日本で、コシヒカリやその系統以外の米を日常的に食べていきたい、と思い、この本を読んだのだが、そういうのは所詮ムリだな、と感じた。
ま、今はお米食べるのをやめたから、関係なくなったんだけどね。

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2013年04月09日

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