あらすじ
「日経ヘルス」誌で、健康誌史上初の連載恋愛小説として話題騒然! 耕し、種を蒔き、慈しむ。野菜たちが教えてくれる恋の育て方とは?――同窓会に参加するため帰郷したまゆみは、別れた彼と再会する。プロポーズを退けて東京で働くことを選んだ彼女と、故郷で教師をしながら野菜畑を育てる彼。終わったはずの恋が10年の時を経てふたたび芽吹く……。恋愛小説の名手が描きだす、野菜のようにみずみずしく、栄養と幸せ満点の、3組の恋の物語。「空豆のコロッケ」「イタリアのおっかさん風、アラビアータ」「おばけかぼちゃパイ」など、おいしいレシピも満載!
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Posted by ブクログ
小手鞠るいさん、全くのノーマークでした!
いつも行く古本屋さんで、タイトルと装丁が気に入って、ちょっと読んでみようかな~と思い、手にした本です。
もともとラブストーリーが大好きですから、直球ど真ん中でした!
キュンキュン、うるうるしながら、一気読みでした。
Posted by ブクログ
大好きな
小手鞠るいさん。
やっぱり
しあわせに
してくれた。
野菜
料理
人柄
どれも
暖かくて
気持ちがいい!!!
こだわりの料理。
こだわりの野菜。
こだわりの生活
2013.6.3
Posted by ブクログ
おすすめされて
まず可愛らしい。野菜と恋と愛と、、、幸せしか実らない組み合わせ。
ただ文章がスッとはいては来なかった。良くも悪くも短編でテンポが速いからかな。今度は長編をゆっくりやで見ようと思います。
Posted by ブクログ
すごく読みやすい。
3人の女性達の恋のお話なのに1つに繋がる。
色んな野菜に詳しくなれちゃう。
そして料理がメチャクチャ美味しそう。
花憐ちゃんの畑の授業や宿題が楽しそうで羨ましい。
読み終えた後は温かい気持ちになれる。
Posted by ブクログ
とても可愛らしい小説。
タイトル、表紙イラスト、作者名そのまんまです。
小手鞠るいさん、初読み。
3人の女性の恋模様が、いとおしむような雰囲気をまとった、わかりやすい文章で、さわやかに語られていくお話。
ひとつのエピソードが次へと絡んでいき‥
ああ、そういうことだったのか?と。
恋愛部分はよく読めばビターな要素も少し入ってますが、そこにはほとんど触れられない。
わくわくしたり、きゅんきゅんしたり。
ちょっとした問題もいつしか、あま~く解決☆
美味しそうなお料理が出てくるのも楽しいですね。
毎回、野菜や料理が絡んでくるため、ちょっとした知識も頭に入ります。
とても読みやすいですが、甘すぎると感じる人もいるかも?
ここまで可愛らしいのって、そうないので~
こういうものが読みたい!
という気分のときなら、最高ですよね。
気持ちのいい木陰で、取れたてのお野菜と、小さなデザートを楽しみながら☆
Posted by ブクログ
3人の女性の恋模様と一緒に
野菜やお料理のことが
たくさん書かれていた。
自分でも恋や野菜を育てたり、
料理してみたくなった。
こんなふうに、
読むと何かをしたいという
意欲がわいてくる小説が私は好き。
Posted by ブクログ
短編集。でも読み進むうちあれ?と思う。これはかぼちゃ、いんげんまめ、とうもろこしのスリーシスターズのように、絡み合って伸びていく物語なのだということに気づいた。3人の女性の、愛する人への想いが、野菜を通じて語られていく。分量は書いてないけど、具体的なレシピの記述が、とてもおいしそう。作ってみたくなる料理もたくさんあった。野菜、料理好きにはとても楽しい。物語はとても清らかで、でも女性の意思の強さやかわいらしさ、いじらしさが出ていてとても好感が持てる。きっと、作者のお人柄なのでしょう。