【感想・ネタバレ】水谷豊 自伝(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

どんなに嫌なことでも、見方を変えれば楽しいことになる。水谷豊はそうやって生きてきた。13歳でデビューし「傷だらけの天使」「熱中時代」「青春の殺人者」等に出演。確かな地位を築くも「芸能は自分が進む道じゃない」と自問自答し続けてきた。実人生も起伏に富む。離婚の痛み、伊藤蘭との再婚、親友松田優作との永遠の別れや愛娘趣里の存在――。「顰蹙を恐れない」人生を語り尽くす初の自伝。

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杉下さんは御歳73歳!!!

2026年2月読了。

水谷豊と云う人は、個人的には『熱中時代』(刑事編もね)が一番強い印象の役者さんだったのだが、令和の世にインタビューされればそりゃ『相棒』の杉下右京に成るわけで、真ん中から以降はほぼ『相棒』の話が続いている。『相棒』ファンの方にはとても面白い本だろうと思う。
個人的に知りたかったのはデビュー〜『相棒』に至るまでの部分だったので、その分だけやや喰い足りない感はあったが、聞き手(書き手)があの松田美智子さんとあっては、昔語りに花が咲いただろうと思い、購読した。
『自伝』と云うからには生い立ちから語っているわけだが、旧知の仲ゆえか砕けた雑談の様にワーッと語られている為、読む側がシッカリと意識的に事実確認しながら読み進めないと、サーッと終わってしまうような一冊だった。
ご本人曰く「スピリチュアルな事は信じない」と言いながら、ロケ先の天気を変えてしまうエピソードや、若かりし頃に松田優作ととても親しくしていた話等も聞いたので、その辺りは面白かった。前の奥様(ミッキー!)との話はもっと聞きたかったが、現状を考えればそう根掘り葉掘り聞ける筈も無く…、主に過去出演してきた作品の話を中心に語られている。その点においては幸せな再婚をし、素敵な家庭に恵まれ、今は73歳にして現役の役者でありお祖父ちゃんである事を、楽しそうに自身で噛みしめているような一冊だ。『相棒』はまだまだ続くし、身体が動く限り監督業にも今後も挑戦したいなど、お元気で何よりですと、読後感はサラッとほんわかした気分だった。
しかし『相棒』ももう四半世紀に成るのだ、テレ朝もそろそろ手放す頃合いなのでは…、とファンではない自分には感じられた。

#笑える #ほのぼの #共感する

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2026年02月03日

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