【感想・ネタバレ】是-ZE-(11)のレビュー

あらすじ

自らが惚れ込んだ男・力一(りきいち)と、彼に懐いてゆく紙様(かみさま)・真鉄(まがね)。 真鉄を抱きながらも脳裏に浮かぶふたりの姿に、和記(わき)の胸は疼く。 そんなとき、滝に流れ着いた傷を負った兄弟が、和記の愛する桃源郷に変化をもたらす……。和記の叫ぶ願いとは!? 超人気シリーズ『是-ZE-』いよいよ完結!! キャラクター勢揃いの描き下ろし番外篇も収録!!

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よかった

真鉄は昔のままなのか、私は忘れてしまっているのかなと感じました。先生のあとがきを読んでやはり、そういう意図があったのかと。でもとりあえず和記、よかったね!これからの皆の未来に幸せが多ければいいなぁと思います。

0
2021年06月19日

ネタバレ 購入済み

最終巻

長く続いているお話だったので終わりは悲しいですが、一段落しました、

カプが多いので後日談だけで数巻出していただきたいと思うほど大好きな作品です!

0
2020年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本誌5月号で最終回を迎えた「是 -ZE-」の11巻、最終巻が発売になりました。
あ~本当に終わっちゃったんだな~としみじみ。

雷蔵くんと紺は、ちょっとイレギュラー(雷蔵くんは唯の人)でしたが、ずっと言霊師と紙様の絆を描き続けた物語でした。

最終話・和記編は、そこから離れてこの物語のはじまりを描くそんな意味合いがあったように思います。

言霊師・三刀力一と人形師・和記・・・そして、和記の連れ合い(狼)であり、力一の紙様であった真鉄。

自分の大切なもの、すべてを亡くしてしまった・・・それでも生き続けなければならなかった和記のあきらめにも似た哀しみ。

哀しみの中で時を止めてしまったかのように生き続ける和記。
そんな中、奇しくも、白紙に戻った阿沙利が過去の記憶を持ったまま再生する。
そこから止まっていた和記の時が動き出します。

過去を振り返り、大切な人が最期に残した言葉の真の意味を知った和記。
生き続ける限り一人じゃない。
生き続けること、未来があること、それは意味あることなのです。

それに気づいた和記に・・・ひとつめの奇跡は起こったと思います。起こったと信じたい。

そしていつか、大切な人に再び出会える、ふたつめの奇跡を信じて和記はひとつめの奇跡とともに生き続ける。

最終話・和記編。

ゆき先生が巻末で「BL的ラブシーンの薄さ」についてちらり語っていますが、この物語にふさわしい最終話だったと思います。

私的には、コミックで書きたされた真鉄を目覚めさせる儀式のシーン・・・それを見守る阿沙利と近衛の表情が印象的でした。

そして・・・書き下ろしのキャラクター勢揃いがとても嬉しかったですね。

特に、櫻花さまのご姉弟さまには拍手喝采です。

まだまだ読みたかったエピソードもたくさんあったように思います。
本当に終わってしまったことが寂しい・・・。

今月末に発売になるドラマCDがますます楽しみ。
終わってしまいましたが、もうしばらく「是」の余韻に浸りたいと思います。

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2011年08月13日

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