あらすじ
塾講師として働いている遙は、友人とのルームシェアを解消して気落ちしていた。そこに同僚で恋人の百ちゃんがやって来る。同棲を始めるふたりだが、暮らしの中で明らかになる価値観の違いを原因に、少しずつ、しかし確実にすれ違っていき…?
好きなのに分かり合えないカップルや、距離感のある父と娘、アパートの隣人同士。誰もが記憶の片隅に持つ、人と生きる日々のもどかしさや愛おしさを、優しく掬い上げた傑作短編集。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
カバーがかわいくて川上さんおそらく初挑戦!
一緒に住むって本当に難しい。
わたしはまだ独身で実家暮らし。
気心しれた両親との暮らしは、今は心地いいけれど、思春期の頃は辛かったなぁとか、いろいろ思い出した。
今後、一緒に過ごしたいと思える人ができても一緒に過ごせるかなってことも考えた。
今の自分には、それができる自信はないけれど、何を大切に生きていくのかってことをその時にじっくり話ができればいいなと思いました。
Posted by ブクログ
誰かと住む、一人で住む、隣に住む、違う場所に住む
暮らすって色んな「単位」があるけど、
住むことに人との関わりは切っても切れない。
一番初めの「愛が一位」は
読み始めてからの最後に向かうまでが一気読み。
坂を登ってくだるような感覚だった。
Posted by ブクログ
川上佐都さん2作目。
なかなか良かったです(なんか上から目線で申し訳ないです)
誰かと暮らすということは、ワクワクもするしとても楽しそうに思えるけれど、実際はとても難しいと思います。
私は子供の頃は当たり前のように親兄弟と祖父母と暮らしていたけれど、一度家を出て何十年ぶりかに戻って一緒に暮らすと意外と難しい。きっと、相手も同じように感じているかも…と思い、今は仕方のないこととして受け入れて上手に距離をとることを勉強中です。
そんな「誰かと暮らす」ことが描かれていました。きっと、似たような感情は抱いたことがあるのでは?と思えました。
他人と暮らすこと、関わることを通して、自分の他人との繋がりを改めて考えました。
自分が息苦しくない所に居たいなと思います。