【感想・ネタバレ】最強の競馬論のレビュー

あらすじ

現役トップ・トレーナーが明かす最新競馬論。馬の血統から距離適性、G1馬と普通の馬の違い、強い馬を育てる調教、レースの選び方、そして騎手の巧拙まで。常識が変わり、ますます競馬が楽しくなる話満載! (講談社現代新書)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

JRA森調教師の競馬論を書いた本。競馬に対する考え方が存分に書かれていて、とても面白い!
儲ける事が一番。騎手や調教師は競争制にしてふるいにかけるべき。調教理論…と読みごたえ満載

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2018年04月28日

Posted by ブクログ

馬だけでなく調教師も競争の中にあるのだということを書かれた本だった。競馬社会に少しでも風穴を開けたいという気持ちが見て取れた。

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2019年02月10日

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最強の競馬論というタイトルだけど、馬券の買い方とかそういう話ではなく、調教師からの視点で馬の見方や調教師の仕事などについて書かれた本。
森秀行調教師って名前は聞いたことあったけど、エアシャカールの調教師ってこの人だったんだね。
森氏もこの本で言っていたけど、調教師ってほんと経営者のようなもので、すごいビジネス視点での考え方が必要なんだということがわかった。海外レースは行くと赤字だけど、勝てば馬の価値を上げるので、どんどん挑戦したほうがよいと言っていたが、この時代はあまり海外に行く馬も少なかったから、特に森氏のように積極的に海外に挑戦することは後の日本競馬のことを考えてもよかったと思う。もはや、現代では気軽に海外行ったりする馬も多いし、凱旋門賞で1番人気が日本馬という時代にまでなっているけど。(勝ててないけど)
それにしても、トップクラスの調教師は年間めちゃくちゃ金稼いでるなぁ(笑)今で言うと、角居さんとかヤバいね。まぁとんでもなく金が渦巻いている世界だから当然なんだけども。
今まで競馬関連の本をあまり読んでいなかったけど、今回、調教師が書いた本初めて読んでおもしろかったので、今度角居さんの本を読んでみようと思った。

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2014年03月21日

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著者である森調教師の代表産駒
レガシーワールド(1993年ジャパンカップ)
フジヤマケンザン(1995年香港国際カップ)
シーキングザパール(1997年NHKマイルカップ、1998年モーリス・ド・ゲスト賞)
アグネスワールド(1999年アベイ・ド・ロンシャン賞、2000年ジュライカップ)
エアシャカール(2000年皐月賞、菊花賞)
ノボトゥルー(2001年フェブラリーステークス)
ノボジャック(2001年JBCスプリント)
スターキングマン(2003年東京大賞典)
キャプテントゥーレ(2008年皐月賞)

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2011年11月06日

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[ 内容 ]
馬の距離適性から騎手の巧拙、調教の方法、レースの選び方まで。
読んで納得、目からウロコの最新競馬論。

[ 目次 ]
第1章 調教師という仕事
第2章 馬の見方
第3章 馬の個性
第4章 種牡馬
第5章 騎手
第6章 調教
第7章 番組
第8章 海外

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年12月14日

Posted by ブクログ

調教師の仕事を知りたい人には読む価値があります。
森秀行調教師の本。調教師の仕事や厩舎の運営、馬の見方、種牡馬、騎手、調教など競馬に携わる厩舎の仕事内容について詳しく解説している。競馬の当事者の本だけに、厩舎運営の考え方、やり方などとても説得力がある。
但し、厩舎はそれそれの調教師で運営の仕方が違うそうなので、あくまで森厩舎の考え方として読んだほうが良いと思う。

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2010年09月14日

Posted by ブクログ

調教師の視点から競馬について色々なことを語っている。レース以外の競馬の世界を知るにはうってつけの入門的書物。

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2014年02月19日

Posted by ブクログ

JRA森秀行調教師の本。森師の考え方がよくわかる。なんと言っても感心したのは本の値段設定。体裁よりも実売にこだわったのではないかと思わせる。管理人の夫は馬関係だが、この本が発売になった頃はみんな持ち歩いて読んでいたそうだ。このあたりにもしたたかさを感じるが嫌いではない。

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2009年10月04日

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2003年に出版された本だが、森調教師が大事にされていることの根幹というものは変わっていないように思う。馬に対して、厩舎としてできること、厩舎としてきちんと手をかけること、外厩との連携、厩舎マネジメントについての森調教師の考えを知ることができる。
一口馬主のヒントになれば、と手に取ったのだが、「走らない馬は分かる」「どの牧場で育つは非常に重要」「一歳半になると走る能力が見えてくる」といったあたりを関心を持って読んだ。

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2020年01月03日

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なるほどな内容なのだが、森厩舎管理馬の成績は2008年皐月賞を制したキャプテントゥーレをピークに凋落の一途。競馬の理論に絶対はないということを象徴するかのよう。

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2017年03月09日

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賭ける方の話かと思ったらまさかの育てる方の話だったけどおもしろかった
育てる側の方が明らかにレートの高いギャンブルをしてる感じもするし、やはり競馬は金持ちの娯楽である

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2015年05月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

少し古いけれど調教師目線の本なので、予想屋さんとは違う意味で得るところがあるかも知れないと思って読んでみた。
意外と大変な厩舎の実情。生業としてやって行くためには、勝つことよりも稼ぐことが求められる。
稼いでいれば、大きな夢も見られるし、夢を追いかけることもできる。
だから、手駒をきっちりと回してちゃんと稼いでいくことが大切。厩舎に入った時点で、馬は出来上がっているわけだ。
ビジネスだから合理的に考えよう。能力のある馬は上のクラスで、能力の無い馬は下のクラスで。それぞれの居場所を見つけて、その場所で勝たせてあげる。
う〜ん、馬たちが会社の社員のように見えてくる。
でも、会社の中心にいるのは馬。これは馬を生かすために考えられたシステムであり、意外といい会社かも知れない。
考え方が結構アグレッシブなので、多くの厩舎の実態とは言えないかも知れないけれど、調教師の考え方の一端を少しだけ理解できたかも知れない。

だからと言って、こちらの勝率がアップするわけではないのですが。

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2012年11月12日

Posted by ブクログ

2003年に出版された、今でも現役の人気実力派調教師による、
競馬そのものの紹介や競馬観について述べたもの。

昨年は、この森調教師の調教馬で稼がせてもらったので、
その稼いだお金でこの本を買ったのです。
競馬の本といっても、馬券の本ではありません。
馬券購入の参考になる部分はあるでしょうけどね。

僕は競馬の本に関しては、修学旅行の時に友達が京都の本屋で店主から貰った
文庫サイズの馬券検討用の基礎資料的な本を、さらに僕が貰ったものしか読んでいないです。
その本も、今やどこに消えたかわからないです。

その後、オグリキャップを扱った本や、名馬を特集した本や競馬ゲームのデータ本や、
よしだみほさんの漫画とか、アナウンサーの杉本清さんの本だとか、寺山修司さんの本を読みました。
すべて高校時代です。

それ以来の競馬本読書でした。

森師の調教に関する考え方もさることながら、
大体、調教っていうものはどういうものか、とか
どんな考え方に基づいているかとか、
そういうのをさらりと知るのに適した本でした。
また、異端児とも言われるような、パイオニア的な調教師の方ですから、
旧体然とした競馬社会の体質などに、鋭くモノ申しています。
だから、読んでいて「なるほどね」とか「ちょっと行きすぎ」とか、
読みながら感想を持つことになります。

本の質としては、何故海外に挑戦するのか、だとか、レースの使い方にはどういう意図があるかとか、
そもそも、何を第一に優先させて考えているかとか、
そういう、競馬に対して気になっていた部分を、いわば隙間を埋めるように
語ってくれているので、競馬に興味があって、探究心のある方ならば、
読んでみて満足が得られる種類の本だと思います。

馬券もねぇ、儲ける時は儲けますが、なかなか難しいものですよね。
お金に余裕がある時だとか、ただパソコンや電話で馬券が買えるPATシステムの
権利を失しないために一年に一度くらい買うだとか、
普通はそんなときくらいしか遊べないですね、リスクが大きいです。
ギャンブルに身を投じることで比較的早く勉強できるのが、
勝負事についてですが、それも財布が痛むので、そこそこ元手のある時に
挑戦するといいでしょう。
まぁ、やらないに越したことはないのでしょうが…。
でも、困ったことに楽しいのだなぁ。

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2025年06月16日

Posted by ブクログ

日本のトップトレーナーが書かれた本。
調教師の事だけでなく、ジョッキーや馬自身の話もふんだんに盛り込まれてて競馬をかじった事のある人にとっては大変勉強になる一冊。
一番競馬に近くで携わっている人の言葉なので説得力もあるし、文章もお上手です。

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2009年10月04日

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