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現役トップ・トレーナーが明かす最新競馬論。馬の血統から距離適性、G1馬と普通の馬の違い、強い馬を育てる調教、レースの選び方、そして騎手の巧拙まで。常識が変わり、ますます競馬が楽しくなる話満載! (講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
JRA森調教師の競馬論を書いた本。競馬に対する考え方が存分に書かれていて、とても面白い! 儲ける事が一番。騎手や調教師は競争制にしてふるいにかけるべき。調教理論…と読みごたえ満載
馬だけでなく調教師も競争の中にあるのだということを書かれた本だった。競馬社会に少しでも風穴を開けたいという気持ちが見て取れた。
最強の競馬論というタイトルだけど、馬券の買い方とかそういう話ではなく、調教師からの視点で馬の見方や調教師の仕事などについて書かれた本。 森秀行調教師って名前は聞いたことあったけど、エアシャカールの調教師ってこの人だったんだね。 森氏もこの本で言っていたけど、調教師ってほんと経営者のようなもので、すご...続きを読むいビジネス視点での考え方が必要なんだということがわかった。海外レースは行くと赤字だけど、勝てば馬の価値を上げるので、どんどん挑戦したほうがよいと言っていたが、この時代はあまり海外に行く馬も少なかったから、特に森氏のように積極的に海外に挑戦することは後の日本競馬のことを考えてもよかったと思う。もはや、現代では気軽に海外行ったりする馬も多いし、凱旋門賞で1番人気が日本馬という時代にまでなっているけど。(勝ててないけど) それにしても、トップクラスの調教師は年間めちゃくちゃ金稼いでるなぁ(笑)今で言うと、角居さんとかヤバいね。まぁとんでもなく金が渦巻いている世界だから当然なんだけども。 今まで競馬関連の本をあまり読んでいなかったけど、今回、調教師が書いた本初めて読んでおもしろかったので、今度角居さんの本を読んでみようと思った。
著者である森調教師の代表産駒 レガシーワールド(1993年ジャパンカップ) フジヤマケンザン(1995年香港国際カップ) シーキングザパール(1997年NHKマイルカップ、1998年モーリス・ド・ゲスト賞) アグネスワールド(1999年アベイ・ド・ロンシャン賞、2000年ジュライカップ) エアシャカ...続きを読むール(2000年皐月賞、菊花賞) ノボトゥルー(2001年フェブラリーステークス) ノボジャック(2001年JBCスプリント) スターキングマン(2003年東京大賞典) キャプテントゥーレ(2008年皐月賞)
[ 内容 ] 馬の距離適性から騎手の巧拙、調教の方法、レースの選び方まで。 読んで納得、目からウロコの最新競馬論。 [ 目次 ] 第1章 調教師という仕事 第2章 馬の見方 第3章 馬の個性 第4章 種牡馬 第5章 騎手 第6章 調教 第7章 番組 第8章 海外 [ POP ] [ おすすめ...続きを読む度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
調教師の仕事を知りたい人には読む価値があります。 森秀行調教師の本。調教師の仕事や厩舎の運営、馬の見方、種牡馬、騎手、調教など競馬に携わる厩舎の仕事内容について詳しく解説している。競馬の当事者の本だけに、厩舎運営の考え方、やり方などとても説得力がある。 但し、厩舎はそれそれの調教師で運営の仕方が違...続きを読むうそうなので、あくまで森厩舎の考え方として読んだほうが良いと思う。
調教師の視点から競馬について色々なことを語っている。レース以外の競馬の世界を知るにはうってつけの入門的書物。
JRA森秀行調教師の本。森師の考え方がよくわかる。なんと言っても感心したのは本の値段設定。体裁よりも実売にこだわったのではないかと思わせる。管理人の夫は馬関係だが、この本が発売になった頃はみんな持ち歩いて読んでいたそうだ。このあたりにもしたたかさを感じるが嫌いではない。
2003年に出版された本だが、森調教師が大事にされていることの根幹というものは変わっていないように思う。馬に対して、厩舎としてできること、厩舎としてきちんと手をかけること、外厩との連携、厩舎マネジメントについての森調教師の考えを知ることができる。 一口馬主のヒントになれば、と手に取ったのだが、「走ら...続きを読むない馬は分かる」「どの牧場で育つは非常に重要」「一歳半になると走る能力が見えてくる」といったあたりを関心を持って読んだ。
なるほどな内容なのだが、森厩舎管理馬の成績は2008年皐月賞を制したキャプテントゥーレをピークに凋落の一途。競馬の理論に絶対はないということを象徴するかのよう。
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