あらすじ
フリーライターの仕事で進藤が出会った、破滅を目前にした起業家、人気のピークを過ぎたアイドル歌手、生の実感をなくしたエリート社員……。東京を舞台に「今日」の哀しさから始まる「明日」の光を描く連作長編。
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Posted by ブクログ
9編からなる連作です。
重松氏の実生活に重なる「フリーライター」の物語。
短編集とは違う、とても深みのある作品に仕上がっています。
特にタイトルにもなっている最後の「哀愁的東京」は哀しすぎです。
人生の悲しさ・哀愁いっぱいの作品です。
でも読後感は悪いものではなく、そっと心の中に収めておきたい感情です。
この本も大切なコレクションにしたいと思います。