あらすじ
ようやく京志郎と恋人同士になった志乃。ふたりで一緒にいる時間が増え、温泉旅行など幸せな日々を過ごしていた。だが、志乃はいなくなったあかりの呪縛から解き放たれず悩み続け…。走り出した恋心! 迫力の大恋愛叙事詩、第3巻!!
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Posted by ブクログ
ついに!志乃と京志郎のキスがなんかすごくエロく見えた。そもそも京志郎の色気すごくないかな。個人的には志乃の気持ちが重すぎる気がするんだけど、25歳じゃそんなものかな。京志郎もっと好きになるって言われて引いたのかと思ったから意外だった。2人のラブラブっぷりがいい。京志郎の溺愛っぷりが好きなんだけど、あかりの話を全然しないのも不自然なのか。不安にはなるよね。ただ何を言っても信じきれなかったり自信がないってのは京志郎もストレスじゃないのかなぁと思う。あかり19才だったってこと?
Posted by ブクログ
遂に志乃の気持ちが報われるものの、正に『幸せ過ぎて怖い』巻。
二人で楽しそうにしていて、電気がついている部屋。
その隣は真っ暗、という対比が苦しい。
合鍵を貰えるのは嬉しいけれど、あかりさんが使っていた鍵だと思うと自分なら複雑になりそうだ。
折角の旅行なのに連絡がつかなくて、
慌てて家へ帰ってしまって、電話がきたのに
あかりさん帰ってきてますよ、とウソをついてしまうのは
まずい手だとは思うが、気持ちは分かる。
焦っている店長の言葉を聞くのもやるせない。
あかりが帰ってきても志乃ちゃんといたい
と言ってくれるのは本当に嬉しいはずなのに
どこか信用しきれなくて、「これ以上何て言えばいい?」
と言われれば、確かに店長からしたらそれ以上の言葉もない訳で。
不幸の準備をしてしまって、片思いの時の方がマシ
というのが哀しい。
”本当はさっさと結論が見たいから口先から毒が漏れる”
に納得してしまった。
髪をカットしにいって「可愛くしてください」
から始まる志乃ちゃんがなんだか可愛かった。
変わろうと思ってはいるのに、変われない。
どうせあかりさんが帰ってくるなら早く帰って来て欲しい気持ちはよくわかる。
今ならまだ、やっぱりそうかと引き下がれる気がする。
いない奴の亡霊を自分たちで作り上げて脅かされるのも、本当に変な話なのだ。
劇団付きの衣装さんにチャレンジする志乃ちゃん、とても素敵だと思う。
多少なら無理をしている気持ちよさ というの、すごく共感した。