あらすじ
拒絶されたことで、かえって京志郎への想いを再確認した志乃。「報われない片想い」を貫き通す決心をかためるが、顔を見ると心がときめいてしまう。一方、京志郎の彼女・あかりは何か秘密をかかえているようで…。うごめく人間関係! 迫力の大恋愛叙事詩、第2巻!!
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Posted by ブクログ
わりとがっつり振られてるのに片想いやめることなく想いをぶつけ続ける志乃がうける。私だったらさっさと次だな〜と思いつつ、そこまで入れこめるくらい好きになれるっていいなぁと思う。あかりはよくわからない。共感できる部分が1ミリもない。ただ、こーゆう人いるのかもなってくらいには思えるので嫌いではない。志乃の脳内正樹の「今夜10時半CDヨロシク!」に笑った。多田くんの借金のくだりで、ヒゲ店の「レジ誤差?ゼロだ。」にしびれた。カッコいいな。90万だぞ。そのあとの志乃の変なファン発言も面白かった。あかりが居なくなって寂しいからって志乃のとこきた京志郎。そんな流れでくっついちゃって大丈夫かなってすごい気になる。ひょこっとあかり帰ってきそうで荒れそうでなんか心配。
Posted by ブクログ
空回りながらも毎日健闘している主人公がいい。あかりさんには京志郎と幸せになって欲しかったな。幸せに慣れてない感じだからよけいに。店長もふらふらしててどうにかなってしまいそうな感じ。それが色気につながってるんでしょうけど。
Posted by ブクログ
多田君の映画を見て美しい、と感動して
そんな素敵な映画を作れる人に比べて
自分は被服を夢にしていたけれどうまくいかずで。
店長の顔が見たいと思っても、無理矢理飛び出して
呆れた店長の顔を見ることは美しくない、と思いとどまるところが切ない。
もっと歪な事も出来てしまう。
”私が歪だから世の中が歪に映るのでしょうか
美しい事を成し得た事など無いのです”
誰にも有無を言わせない人になりたい
という気持ちもなんだか分かる。
店長が自分にある程度好意を持ってくれていると
わかっているからこそ、今店長の部屋へ行っても
店長が後からしんどくなるだけ、というのも、恋だなぁと思うのだ。
あかりさんが育てた植物が枯れかけているのを見て、
志乃ちゃんがつい水や肥料をあげてしまうところがちょっと気持ちがわかる。
たまたま好きになった人の彼女なだけで、あかりさん自体が
嫌いなわけではないのだ。
これに限らず、優等生ではないしちょっと雑なところもあるけれど
普通で優しい志乃ちゃんのキャラクターが、なんだか気になって
挙動を見守りたくなってしまう。