あらすじ
高校生のときから起業を準備し、大学1年生のときに創業。25歳で最年少上場記録を5年ぶりに塗り替えたリブセンス村上太一社長。わずか1年足らずで、2012年10月からやはり最年少25歳で東証一部に上場。
一直線に歩んできた彼は、なぜ、ベンチャーブームでもITバブルでもない今、最年少上場を果たせたのか?
25歳のまったく新しい経営者像から何を学ぶべきか。800人以上の経営者にインタビューしてきたライターの上阪徹氏が、「日本の閉塞感を打破するヒント」を描く。
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Posted by ブクログ
2011年12月、史上最年少の25歳1ヶ月で上場を果たした社長・村上太一(たいち)氏。
リブセンスという、インターネットを使ったアルバイト情報サイトを運営する会社だ。
村上氏は、とても若々しく笑顔がキラキラと輝く社長だ。
高校の時に、株でうまくやっていったが、誰かにのためになっていると実感しなかった。
それがきっかけになり、世の中のためにと、起業を意識して準備を始めている。
大学では、起業の授業を1年生から受講し、プレゼンテーションで村上氏の企画案が選ばれた。
選ばれた人には、大学から部屋が提供され、そこで起業を果たす。
リブセンスは、成功報酬型の求人サイトで、アルバイトを採用したい企業や店は「無料」でインネットに募集広告を出すことができる。
その広告をみて応募してきた人が採用された時に、企業はお金を払う。
そして、採用が決まった応募者にリブセンスから「採用祝い金」が支払われる。
起業してから株式上場するまでの道は険しい道だったようだ。
はじめは給料を支払うこともできず、ゆっくりと家で休養することもできなかったらしい。
努力に努力を重ねた村上氏のリブセンスの歩みを、ぜひこの1冊で知っていただきたいです。