あらすじ
本当は誰が一番えらいのか?
「ナンバー2」という存在を通して、日本のリーダー像を考察する!
この国では、昔から、あえてトップの立場に就くことはせず、ナンバー2の立場で権力を操る「美学」が存在する。
摂政と関白を独占した藤原氏の頂点・藤原道長。文武両道の御家人として源氏二代将軍に重用された梶原景時。両大将として兄・尊氏とともに室町幕府を運営した足利直義。そして秀吉の名補佐役として天下獲りに貢献した豊臣秀長……といった日本史における多様なナンバー2たち。
彼らの生き方を通して、本格的な下剋上がほぼ存在しなかった日本社会の本質を、人気の歴史学者が炙り出す!
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Posted by ブクログ
ナンバー2という視点から日本史を捉えなおす。豊臣秀長の大河ドラマの便乗系かと思いきやもっと盛り沢山な内容。
藤原道長、梶原景時、北条得宗家、足利直義、細川頼之、織田信長、鍋島直茂など。
筆者の分かりやすい語り口の中、非常に説得力のある内容。天皇制もそうだが日本人には「取って代わる」思考がない。実力珠玉のナンバー2までが世襲化することで組織が衰退していく。
近年の日本史といえば、筆者本郷一人と呉座勇一、磯田道史。ハヤカワ新書もなかなか面白いテーマが多い。
Posted by ブクログ
知らない人物や出来事を知れて勉強になった。歴史は好きだから、詳しい方かと思ってたけど、知らないことがまだまだあるなと実感しました。ありがとう♩