あらすじ
ナイス!おっさんコメディー奇跡の小説化!
バツイチ子持ちの大黒シズオ、41歳。
“本当の自分”を探すため会社を辞めるが、朝からゲーム三昧で父親に怒鳴られ、高校生の娘・鈴子には借金。
バイト先でもミスを連発し、年下の店長に説教される毎日だ。
そんなある日、「とうとう見つけちゃった。俺、マンガ家になるわ」――
唐突に宣言するシズオだが…!?
男のロマンと哀愁たっぷりのナイス!おっさんコメディ―。
堤真一主演の映画版を“本気出して”ノベライズ!
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Posted by ブクログ
タイトルがおもしろそうなので、読んでみました。
すごく、現代チックな小説だなと思いました。
夢を追い続ける人生を選んでも、大変だよと。いろんな光が見えてくることもあるけど、最終的には夢は叶わずに終わっていた。
最後までにいろんなエピソードが散りばめられてはいるけれど、すごくささやかなしあわせを感じさせてくれる小説でした。
なんとも言えないけど、けっこう好きでした。
Posted by ブクログ
漫画の大ファンなんだけど、本作は映画化したもののノベライズということでかなり変わったのかと思ってたけど、思ったよりは原作の感じを残してあってよかった。ラストがちょっと違うところは残念だけど。
出てくる人がみんないい人ばかりで笑いあり、涙ありで良かった。
鈴子ちゃんのハハッっていう笑い声が素敵。
評価としてはおまけの★4つで。
Posted by ブクログ
41歳、自分探し中、漫画家を目指す。できた娘、アルバイトで自分で稼ぎ、留学を目指す。いらつく父親。原稿をボツにし続ける編集者。パン屋を目指す親友。バイト先の若者。
ダメダメとはいえ、まだ笑って見ていられる余裕があるし、娘がいる時点で勝ち組かもと思いました。
Posted by ブクログ
・・・久々に脱力小説。1時間ちょいで読み終えられるあっさりしたものだった。なんともほのぼのというか、危機感0さが良い。堤氏がこのだめオヤジ役という映画をみたくなった。どんな味になるのかが検討つかず、という意味で楽しみ。