【感想・ネタバレ】背中の勲章のレビュー

あらすじ

昭和17年4月18日――太平洋上の哨戒線で敵機動艦隊を発見した特設監視艇・長渡丸の乗員は、玉砕を覚悟で配置につき、死の瞬間を待った。けれども中村一等水兵以下五名は、米軍の捕虜となり、背中にPWの文字のついた服を着せられて、アメリカ本土を転々としながら抑留生活をおくった――。運命のいたずらに哭く海の勇士の悲しい境涯を通して描く、小説太平洋戦争裏面史。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

大東亜戦争で米軍捕虜となった海軍人を描く。虜囚の辱めを受けずという当時の思想は根深い。そこからの生き抜く決意をするまでの内面の動きが、かの小説の面白さだと思う。

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2019年01月05日

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