【感想・ネタバレ】じゃあ、これは殺人ってことでのレビュー

あらすじ

日本最大(?)の犯罪都市・烏賊川市では、今日もあちこちで事件が発生。密室、アリバイ、人間消失――その裏にあるのは緻密なトリック? それとも、うっかり勘違いと奇跡的な偶然? 犯人も被害者も探偵も、どこか抜けていて大事なところでツメが甘い――しかしなぜだか憎めない。真相はコロコロと転がり、あっと驚く場所へ着地する! ユーモア本格ミステリ、ここに極まれり!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりの烏賊川シリーズ。

お気に入りは「どうして今夜〜」
二転三転するなかでの決定打が足だったとは…
逆転の発想見事でした。
鵜飼と朱美とマイカのトリオもお気に入りです。

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2026年02月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 昨年末にひっそりと刊行されていた、烏賊川市シリーズの最新刊である。前作『スクイッド荘の殺人』は長編だったが、本作はユーモア重視の短編集に戻っている。読み応えは…良くも悪くも東川流ミステリの通常運転か。

 李下に冠を正さず、ではなく「李下に冠を正せ」とは。農園で働いていた青年が逮捕された。彼の不可解な行動の理由とは。ハウダニットではなくホワイダニットにひねりを効かせた1編。鵜飼は最後の依頼を受けたのだろうか?

 「深夜プラス犬」。ぼやきながら砂浜を掘る、鵜飼と流平。掘り出したものが示す、事件の真相とは。トリックとしては他愛ないが、こちらもホワイダニットがメインか。この結末、鵜飼も砂川警部もそんなに呑気にしていていいのか?

 「博士とロボットの密室」。以前にもロボットネタがあったような。動機は短絡的だが、現実より進んだロボット技術を活用したトリックはなかなか面白い。しかし、犯行は露見してしまった。確かに犯罪者としては甘かったねえ。

 「どうして今夜の彼女は魅力的に映るんだろう」。正直、この青年の行動は容疑者扱いされても無理はないが、トリックの面で腑に落ちる1編。そのアイテムをそのように使うとは。長ったらしいタイトルの意味には触れずにおく。

 表題作「じゃあ、これは殺人ってことで」。東川作品でも読んだ記憶があるダイイングメッセージものだが、これはたまたま同じネタを知っていた。読みどころは、最後の一言か。投げやりなタイトルの意味には触れずにおく。

 安直にユーモアミステリと称されやすい東川作品。今回もまた然りだが、ドロドロやブラックな隠し味を効かせた作品集とでも言おうか。鵜飼と流平が登場しない作品もあるが、別に寂しいとは感じない薄情な読者です、はい。

 東川流ミステリの数え切れないシリーズ作品の中でも、烏賊川市シリーズは、鯉ケ窪学園シリーズとともに末永く続けてほしい。

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2026年01月23日

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