あらすじ
歯車サラリーマンでもなく、向こう見ずな起業家でもなく、また勝手気ままな自由人でもなく。一人の「個人」として自立した「働き方」の未来はどこにあるのか。会社を辞めずに、今いる場所から自分の可能性を広げる方法とは。実際に大学で行っているキャリアの講義を元に図やマップを使用して分かりやすく解説。
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Posted by ブクログ
キャリアは「OR」ではなく「AND」。
人生を「ライスワーク」と「ライフワーク」の2軸で高めていくという考え方でのキャリア論。
腹にすとんと落ちる内容だった。
キャリア未来地図も、載っている図から自分用に作成しやすく分かりやすい。
Posted by ブクログ
非常に読みやすい本でした。要約すると、
・ややもすると普段の会社での仕事すなわち「ライスワーク」だけにフォーカスがあたりがちだけど、「ライスワーク」の狭い世界だけでなく、趣味や特技を伸ばすことによって得られる「ライフワーク」の側面もあわせた2本の軸でキャリアを考える必要がある
・そしてそのどちらにおいても自分で新たに何かを生み出すような創造レベルに達することを目指すべきだ
・その目指す過程で「ライスワーク」・「ライフワーク」相互のシナジーが発揮できるようになり、どちらもうまくいくようになり、より豊かな自分を目指せる
という感じでしょうか。そのためのいろいろな方法論も書かれていて、ポジティブな気持ちになりました。
Posted by ブクログ
ライスワークとライフワークの2軸で考える新しい働き方。ライスワークは、労働から仕事へ高めていき、ライフワークは、趣味から特技に高めることを目指そうと展開。仕事と特技にシナジーが生まれるような「キャリア未来地図」の描き方を指南してくれる一冊。前のめりな気持ちで読めました。
Posted by ブクログ
趣味、遊びでの自己実現
消費でなく想像する側に立つ
自分のノウハウを書き溜める
生き方のサンプルをたくさん集める(いろんな人に出会う)
お金のためのライスワーク
趣味を極めるライフワーク
人との繋がりが自分の世界を変える!
Posted by ブクログ
普通、キャリアと言ったら今やってある仕事(ライスワーク)を極めて行くことだと思います。そこにもう一軸増やして、趣味の軸を並べてたマトリックス。それぞれを創造に昇華させて分かち合うことがキャリアとしていることが素晴らしいと思います。考え方が非常にシンプルに整理出来ます。
Posted by ブクログ
以前、原尻淳一さんの『アイデアを形にして伝える技術』(講談社現代新書)が大変参考になったので、この本も買ってみた。
この本は20代後半の人がメインターゲットと思われますが、入社して20年の僕にとってもよい刺激になった。
これまで社内の評価や出世にあくせくしてきたが、この本の「AND」で行こうよ、という提案には「はっ」とさせられ、同時に肩の荷が下りる思いがした。
自身では玄人はだしと思っているライフワークもあるものの、あくまでライスワークとは別ものと、分け隔ててて考えていたように思う。ライフワークは私的なブログ等の書き込みに終始しており、あまり自身らしい「価値の提供」という視点がなかった。この本の方法でライスワークもライフワーク共に整理・見直しをして「キャリア地図」を作り、体系立ててレベルアップしたり、ライスワークや他のライフワークと掛け合わせれば、新しい価値を提供できるかもしれないと思う。
節目の年ということでもあるので、「キャリア地図」を作り、今後のレベルアップを図る上でのチャートにしたいと思う。
Posted by ブクログ
浅はかな考えで会社をやめて、夢に向かって走るのではなく、社内と社外の両面でキャリアを描いていく。そして、どちらかで創造的なものが生み出せるようになってはじめて、どちらかに焦点を絞るか絞らないのか考えれば良いのだ。読んだキャリア関係の本でNo1の良書です。
Posted by ブクログ
キャリア形成の本。
ライスワーク(食べるための仕事)とワイフワーク(趣味、特技などの延長で行う仕事)の繋がり等を踏まえ、どのようにキャリアを形成するか。
まずは、今の仕事に全力を注ぐ。そして、趣味なども並行して習得する。この両立が一番難しい。
私のように不器用であれば、とりあえずどちらかでも習熟することに注力するようにすれば、いずれ門戸が開かれるかもしれない。
やらないよりやる。このことに限ります。
Posted by ブクログ
ライフワークとライスワーク、消費と創造による、労働、仕事、趣味、特技。
ORではなくANDの考え方。
仕事(労働)で悩んでいる時には前向きになれる考え方だ。
Posted by ブクログ
ネットワーク時代の新しいキャリア開発の仕方・考え方。
ライスワーク・ライフワークという呼び方で、現在の仕事・職場にいながら、趣味・特技で収入をアップさせようというもの。副業とはちがう。
仕事と生活は密接なつながりがある、反面で独立したものではないということだろう。
リスクは少ないが、本当にこの方法でよいのか?
Posted by ブクログ
ライスワークとライフワークという2の軸で人生を歩もうという本。どちら軸においても、消費する人から創造する人にシフトして行くことで両方にシナジー効果が生まれるというもの。図でわかりやすく整理されており、著者の考え方に賛同できる。消費から創造に向けて一歩踏み出すことにしよう。まずは、今まで考えてたことを行動にかえてみます。
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将来やりたいことがぼんやりしていたり、現在何をやりたいか整理 したいような方にオススメです。
* 既に今やっている活動を整理して、その中で他者に影響を与えられるようなレベルにあげる活動を定める。
* 「他者に影響を与える」=創造的な活動をするために、少しずつでも創造的な工夫を積み重ね、少しずつでも主催者側・プレイヤー側に踏み入る。
* 「やりたいこと」が特にないなら、とにかく色んなことにトライする。「何か違うな〜」と思う活動が増えてきたら、好きなことが絞れてきている証拠。
Posted by ブクログ
私はこの本を読み終えて、自分の仕事に対する考え方が変化した。
この本を読む前までは、将来は漫画家になる。いつか絵の仕事をしたい。と夢を見ていた。しかし、現実は漫画も絵もプロになれるほどうまくない。そんな自分に焦った。生活のためしている今の仕事が嫌いだった。しかし、この本には本業である食べるための仕事を大切にしつつ、自分の好きなことを生きるための活動として両立していこうと説いている。こんなに大切なことに気づけてよかったと感謝している。やっぱり漫画家を目指して専門学校に行ったり、仕事を退職する選択肢も実は心の中にあった。なんて無謀なことか。生活していくことが大前提であり、そのためにはお金が必要で、それを辞めてまで夢を追うことが今の私には自殺行為であった。夢は確かに大事だ。けれども、現実を理解する力も大切だと思った。
Posted by ブクログ
今の仕事を続けていいのか?自分が本当にやりたい仕事とはなんだろう?と悩んでいる人にオススメ。
「やりたい仕事を無理に見つけなければいけない」という呪縛から、ときはなってくれるきっかけになると思う。
Posted by ブクログ
非常に前向きな内容で、モチベーションが高まる本。
ライスワーク(食べるために、会社でやる仕事)一辺倒だったり、ライスワークとプライベートを完全に切り分けて考えるべきではない。そうではなく、ライスワークとライフワーク(自分がやりたいことや趣味を特技までに昇華させた活動)の両方を、シナジーを産み出しながら高めていくのがよい。全くその通りだと思う。ここまでいけたらすごく人生が楽しいだろうなと想像できる。
多くのサラリーマンにとって難しいのは、ライフワークのほう。まず、趣味とかプライベートの活動を持つこと。とことんそれを極めること。参加する、消費する側ではなく、主催する、産み出す側になっていくこと。そして価値のある「特技」にできたら、ライスワークとライフワークのシナジーに持っていける。
Posted by ブクログ
2次元マトリックスで考えやすくフレームワーク化した、キャリア考察本。将来像の整理に、一読の価値あり。副都心線で移動中の30分で読んだけど、ワークブックとして、もう一回読んでみるつもり。
Posted by ブクログ
ライスワークとライフワークの2軸で考える。ライスワーク1本ではなくライフワークを持って両方やる、さらに2軸の好循環を生み出す、新しい働き方=未来地図の描き方。
ライスワークとライフワークを横の2軸、消費か創造かの縦の2軸でできる4つの象限。労働、仕事、趣味、特技。
最初は消費レベルからはじまるけれどそれを創造の域まで高める事、また、ライスワークかライフワークかの「OR」ではなく「AND」で行こうというキャリア論。
著者お2人の例、体験が書かれていて、共感できる、体温が感じられる本でした。
【学んだ点】
・消費と創造の境目は価値を自分が作ってるかどうか
・消費から創造へシフトするときのコツは、小さくても創造的な工夫を積み重ねる事、主体者、当事者の側に踏み込んでみる事
・本当にやりたいことを見つけるには「たくさんの生き方のサンプルを集める」ことに尽きる
・自分に適した職業は見つけるのではなくお役目を授かる感じ
・HaveではなくBe。所属よりも存在を重視
・報酬はお金だけではない。例えば、立場、感謝、賞賛、ご指名、次のチャンス
Posted by ブクログ
「キャリア未来地図」の描き方
原尻淳一/千葉智之 著
ライスワークとライフワーク
「観戦者」から「プレイヤー」に。「参加する」より「主催する」。
趣味と特技。特技は他者に向いて価値を贈与。
まずは趣味を特技に。そして積極的にプレゼントしましょう。
人間知らないことは想像すらできない。少ない手持ちサンプルから「本当にやりたいこと」を探し出そうとしても堂々巡りになるだけ。リアルな「生き方のサンプル」を集めるために、部屋から飛び出して街に繰り出せ!そして次は体験すること。
最初のライフワークこそ、選択と集中。
感謝、賞賛、ありがとう。労働、趣味の消費領域でも得られる報酬だが、その一言に込められる気持ちの深さや感謝が向けられる対象が違ってくる
#原尻淳一#千葉智之#キャリア未来地図の描き方 #キャリア #キャリアコンサルタント #副業
Posted by ブクログ
キャリアをどう描くか?
→ANDの発想で、ライスワークではやりがい、ライフワークでは生きがいという二つを追求していく
消費者から創造者になることで価値を自分で作っていく
キャリアとはノウハウとエネルギーの蓄積