あらすじ
夜行を乗り継ぎ、現場調査に明け暮れた若き日々、「見えないものを見る力」を学んだドイツ留学時代、徹底的な調査研究で、日本の森の真実を知った10年間、そして、自らの理論を基に、いのちを守るふるさとの森づくりへ。日本一木を植えている科学者の理論と実践を知る決定版。(講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
<目次>
プロローグ 三十年後の「ふるさとの森」に入ってみよう
第1章 原点の森
第2章 始まりは雑草から
第3章 日本の森の真実
第4章 木を植える
第5章 ”宮脇方式”
第6章 「天敵」と呼ばれた男
第7章 いのちと森
第8章 自然の掟
エピローグ タブノキから眺める人間社会
<内容>
潜在自然植生。日本の場合、わかりやすく言うと「鎮守の森」。常緑広葉樹。照葉樹林ともいう。これを再度植えていくことで、日本の森や林は再生できる。災害にも強く、花粉症もなく、海に魚も戻る…。そういう地道な取り組みをしている、80歳過ぎの研究者で実践家、宮脇昭さんの半生記。