【感想・ネタバレ】蜘蛛の糸・杜子春のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

短い絵本むきの話がたくさん載っており、起承転結がくっきりしていて読みやすい。芥川龍之介の文章は本当に読みやすい。
「蜘蛛の糸」あまりにも有名な話なので、芥川の作品とは知らなかった(仏典やロシア版もあるようだけど)。
「杜子春」別の話と勘違いしていた。仙人になるための試練の話だけど、「封神演義」を彷彿とさせた。
「猿蟹合戦」童話の後、裁判になったらどうなるか、という話。「昔話法廷」と同じ形式。
「白」主人公の犬自体は不幸だけど、人助けをする伝説の犬みたいになってる!

巻末に芥川の人生の概要が載っている。子供の頃から読書が好きで本当に利発なようだけど、母親も義兄もそして芥川も精神を病んでいる様子から、遺伝的素養があるのかも、と感じた。

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2023年09月25日

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