あらすじ
多様性は大事だ.一方で,多様性を推奨する言説や態度にどこか違和感を覚えてしまう人も多い.多様性はむずかしく,面倒くさい? 多様性はきれいごとで逆差別? いま私たちに必要なのは,様々な違和感を起点にしながら,しかしその違和感に開き直ってしまうことなく,現実を直視して問い続けること.そのためのレッスン.
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
本書のタイトルにもある、”多様性奨励への違和感”を自分自身も感じていたが、違和感の正体を知りたいと思い手に取った。
多様性を語るときに用いられがちな「共感」「受け入れる」というスタンスが、不均衡な関係性や、マジョリティ側の潜在的な二分法(日本人・外国人etc)に起因するものであり、そこから意識改革が必要である。
感情的にこの問題を解決することよりも、日本社会・日本経済を構成する一員同士として、不利益を被っている人の立場を理解し、全員がよりよい生活ができるよう、構造化された差別や不平等を解消することを、自分ごととして進めていく必要がある。
自分の違和感がかなり問いほぐされた。
あとがきにもあったが、このスタンスを持って、それぞれのマイノリティの立場の理解を進めるため、学びを深めたいと思う。