あらすじ
永遠に続くかに見えた「天下泰平」は,またたく間に崩れ去った.近世社会の骨格を作り上げていた世襲的身分制は根本から解体され,国民の政治参加までもがはじまる.しかし,その過程で流された血は,とても少なかった.日本列島を一変させた,世界的にも特異なこの大変革を,躍動する人物たちとともに大きな視点で描く.
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
秀作。
明治維新を知るには最適な本の一冊だと思う。コンパクトによくまとめられている、分かりやすい。出来事、多くの人物が出てきて憶え切れないのは仕方ない。
Posted by ブクログ
なぜ明治維新は他の革命と比べ死者数が少なかったのかという問い(死者の人口比0.001%)
→天皇がいたことによる指導権争いの不発生
交渉による問題解決を重視した江戸時代の伝統
イデオロギーの二分化の回避
など
「公議、公論」を目指した雄藩
→日本の民主化の起源を明治維新に求められる
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 「双頭・連邦」の国家~明治維新の前提①
第2章 近世東アジア秩序と日本~明治維新の前提②
第3章 鎖国維持から開国へ
第4章 体制崩壊のはじまり~安政五年政変
第5章 秩序崩壊へ~強兵・公議・尊攘のポリフォニー
第6章 「公武合体」と内戦
第7章 「王政・公議」政体への転換
第8章 改革急進
第9章 暴力と言論
第10章 比較史上の明治維新
<内容>
明治維新、特に開国から王政復古までをかなり詳細に述べる。今までの前提と少し違っているが、大方は教科書などとの違いは無い。井伊直弼の暗殺が歴史を大きく歴史を動かしたことに違いは無いが、 志士たちに歴史を俯瞰する視野はなく、薩摩や長州がやはり大きかった。長州は安政の大獄で吉田松陰を死なせたことがターニングポイントか?また西郷が西南戦争をした際、土佐の板垣が挙兵の準備をしていたことは知らなかった。