【感想・ネタバレ】笙野頼子三冠小説集のレビュー

あらすじ

野間文芸新人賞受賞作「なにもしてない」、三島賞受賞作「二百回忌」、芥川賞受賞作「タイムスリップ・コンビナート」を収録。未だ破られざるその「記録」を超え、限りなく変容する作家の「栄光」の軌跡。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

野間文藝新人賞受賞作「なにもしてない」、三島由紀夫賞受賞作「二百回忌」、芥川賞受賞作「タイムスリップ・コンビナート」のどれもが私小説として超一級品だ。夢と現実が絶妙に絡み合っている世界観と諧謔が読んでいて気分がいい。特に、「タイムスリップ・コンビナート」は面白かった。マグロについて作者は後書きで「近代が覆い隠してしまった宗教的感情のひとつのあらわれ」と述べている。「自らの感情を対象化し、神をつくりだす」物語だったらしい。
再評価されるべき作家だと思うのだが……

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2019年08月16日

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