笙野頼子三冠小説集

笙野頼子三冠小説集

660円 (税込)

3pt

野間文芸新人賞受賞作「なにもしてない」、三島賞受賞作「二百回忌」、芥川賞受賞作「タイムスリップ・コンビナート」を収録。未だ破られざるその「記録」を超え、限りなく変容する作家の「栄光」の軌跡。

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笙野頼子三冠小説集 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    こういう作品の纏め方って、あざといとも思う反面、潔いですね。いわゆる私小説になるんだろうけど、収められた三篇がそれぞれに違う雰囲気を醸してて、でも笙野頼子印がしっかり押されていて、読んでて気持ちよかったです。”二百回忌”に至っては、もはや完全にファンタジーだし、他の二編についても、電車移動とか皮膚科

    0
    2018年02月16日

    Posted by ブクログ

    これ1冊で3作ってお得!と思い購入しました、というのも笙野作品は全体的に在庫がないのです(探す私の努力不足かもしれないけど)。
    単行本の方より読みやすい感じ。「恋愛用マグロ」の描写が妙にリアルで若干のグロテスクさを感じさせる辺りが素敵。
    一番のお薦めは『二百回忌』です。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    笙野頼子は今生きている作家の中で一番面白いのではないでしょうか。ハードボイルドでオカルティック。我が憧れの作家。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    受賞順に読んだ。全部同じじゃないかというところはあるけど、毎回面白いから全然問題ない。とにかく笙野頼子がめちゃくちゃ面白いことを知れてよかった。なんで売れないのかなあ?このあとの作品読んでない身で言ってもしかたがないが、この三つを読んで思ったのはどっか変なところに旅行にでも連れて行きたいよな。あと、

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    カニデシ、カニデシタ、カニデナイ、カニカモネ‥
    「二百回忌」が良かった。
    可愛いな、面白いな。
    大学時代を思い出した。
    こんな風に純文学を楽しめる時間が、涼やかだった。

    「タイムスリップ・コンビナート」がどうしても読めなくて、しばらく遠ざかっていたけれど、今回は「二百回忌」が良かったな。

    0
    2020年01月19日

    Posted by ブクログ

    これは面白いと言っていいのか、どこがどう面白いと感じたのか、何とも感想が難しいのだけど、特異な作品であることは間違いない。最も強く感じたのは、この著者は外部に対するより自分への興味がとても強い方なのだなぁということ。その程度の感想しか持てなかったというのはとても情けないのだけれど。

    文中に描かれる

    0
    2014年06月02日

    Posted by ブクログ

    笙野頼子作品を人からすすめられたので、読んでみようと購入しました。三作品収められていて、どれも良かったのですが、「なにもしてない」が出色でした。皮膚科に行くのを日々先延ばしにするところが秀逸で、病院の診療時間を調べて保険証を準備して…その日はそれで終わりというあたり、「そうそう!」とうなずきながら読

    0
    2014年04月21日

    Posted by ブクログ

    読んでいるうちに景色が回りだし、しまいには眩暈がしてくる。そういう類の小説。
    これと似た印象の小説を思い出そうとしてみたが、草間弥生の『クリストファー男娼窟』あたりだろうか。

    だが、あちらよりはだいぶ、感覚的じゃない。
    いや、感覚は独特だが、笙野の場合そうした感覚はすべていったん反省の元に置かれ、

    0
    2012年07月27日

    Posted by ブクログ

    好きだ。たぶん「何これ、わけわからん」と言う人が多いのだとは思うけれど私はけっこう好き。しっくり来た。

    最初はこの著者の壮大な独り言のように連綿と続いていく文章に戸惑いを覚えるが、次第にそれがくせになってくる。単なる独語に留まらず広い世界の地面すれすれをかっさらって通ってゆくような気持ちよさ、自分

    0
    2012年05月19日

    Posted by ブクログ

    「二百回忌」が面白かった。生きている者と死者の曖昧さ、時空の歪み、赤い喪服、確かにドキドキする。「なにもしていない」ナニモシテイナイワタシ。被害妄想が膨らんで動けなくなる。あとがきが笑えた。

    0
    2012年03月24日

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