あらすじ
ある日、二人の幼い神のいたずらで、不幸な出来事が次々に起こる会社員アレックス。
リストラされても、詐欺に遭っても、見知らぬ男に殴られても、妻が子供と出ていっても――どんなにつらいことがあっても明日に希望を持てる、人生で一番大切な事は何かを教えてくれる「笑えて」「泣けて」「タメになる」エンターテインメント小説。
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Posted by ブクログ
最近いいことないなあって思っていたけれど、神様のいたずらだったり?と考えることもできて、少し気が楽になった。
なんで自分ばかりこんな不幸なんだと思うこともあるけれど、神様は人を幸せにも不幸にもすることはできない、ただ出来事を起こしているだけって考えたら、自分の気持ちの持ちようでどんなことも前向きに考えられるなと思った
Posted by ブクログ
読みやすいライトなタッチの自己啓発本。軽妙な語り口でクスクス笑いながら楽しく読めました。
私的にお気に入りは、 『アレックスは、つらいできごとを、いいできごとのようにかんがえようとした』の一文です。
誰でも辛いものは辛い。
だけどそれをあえて良いできごとのように「考えようとする」。意識してそうしようとすることが大事。そんな毎日の積み重ねが、雨の日も晴れ男になる秘訣なのかな?とかって思ってしまいました。
今日1日の元気をもらえるそんな良書。ありがとうございました(^o^)/。
Posted by ブクログ
・30分ほどで読める
・エピローグの7ページでこの作品の伝えたいことを明示している
・前向きにいきるっていうのは、いつも近くにいる誰かを楽しませ、笑わせ、喜ばせようとする姿勢そのものなのかもしれない
・神はただ、出来事を起こすだけ
Posted by ブクログ
神様の子どもたち、シュナとワンダーが誰かを不幸にしてやろうといういたずらを思いつき、
そのいたずらの結果を示すことで、人の幸不幸は本人の捉え方次第だ、ということを描いた物語。
シュナとワンダーが、"運命の手帳"に書き込んだ不幸なことがアレックスに次々と襲いかかる
も、アレックスの前向きなキャラクターで、全て前向きに捉え、時には自分が怪我をしてボロボロになっていても相手を傷つけないよう気遣い、乗りきっていく。
途中のエピソードはかなり酷いが、アレックスの様子を見て、2人は、アレックスが常に相手を楽しませようとして行動していること、神は事象を起こすことはできるが、人を幸福にも不幸にもすることはできない、と気づくという、神の子供の学びの話。